JICA海外協力隊の世界日記

La vida en Honduras

ありがとうの町 Graciasから

はじめまして!

 今月から新たにJICA世界日記のブロガーになりました中米ホンジュラスで感染症・エイズ対策隊員として活動中の佐谷孝行(さやたかゆき)と申します。今年(2018年)の3月からホンジュラス西部に位置するレンピーラ県グラシアス市の保健事務所に勤めています。

はじめにホンジュラスと聞いて、皆さんどんなイメージを持たれるでしょうか。

犯罪が多い危険な国、コーヒーが有名、タコスが主食…などなど思い浮かべられる方もいるかと思います。

 ホンジュラスは、中央アメリカに位置する国土が日本の約3分の1、人口が約900万人ほどの国です。グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアの3カ国と国境を挟んでおり、スペインの植民地時代の歴史をもつ国です。それにより、公用語もスペイン語なっています。

 インターネットで検索すると出てくるように、確かにホンジュラスの首都テグシガルパなど一部地域は現在も危険区域とされていて、治安の悪い状態が続いています。

 しかし、この治安の悪さがホンジュラスのすべてではありません。首都から少し離れた地域に出ると、山々に囲まれた自然豊かな環境、アロマコーヒーやマンゴーなど日本とは異なる生産品の数々、レンカ族やガリフナ族といった先住民族の伝統文化などが存在します。

 表題にもある"GRACIAS"はスペイン語で「ありがとう」の意味があり、私が活動している地名もグラシアス市という数百年前には首都でもあった歴史情緒あふれる町です。

 この世界日記では、ホンジュラスの多様な文化や人々の様子をお伝えしながら感染症・エイズ対策隊員がどのような活動を行っているのかなどを発信していきたいと思います。

それでは、Hasta luego!!(またお会いしましょう!)

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