JICA海外協力隊の世界日記

Crush on Ghana!!~ガーナでリハビリ~

初めまして‼メマモアーチ‼

初めまして‼‼ メマモアーチ(皆さんこんにちは)‼‼西アフリカ、ガーナ理学療法士として活動しています柴田沙希と申します。今回初投稿になりますのでガーナの簡単な紹介と理学療法士としての活動の紹介をさせて頂きます。

【ガーナはこんな国】

ガーナは西アフリカにある小さな国で10の州からなっています。私はイースタン州のンサワンというところにある義肢装具センターで活動しています。

日本では野口英世がガーナで黄熱病の研究をしていたことや、チョコレートの原料であるカカオ豆の原産国等で有名です。人々はとてもフレンドリーでお喋りが大好き、行事では必ず歌って踊る、明るい国民性です。

宗教は、主にキリスト教 70%、イスラム教 16%程度、その他には伝統宗教等があり、信仰熱心な人たちが多いです。食事はヤム芋、キャッサバ、プランテーン(甘くないバナナ)、トウモロコシ等が主食です。代表的な料理としては“フフ”でキャッサバやプランテーンをついて作る餅のようなもので、肉や魚の入った辛いスープと食べます。その他の家庭料理としては“バンクー”が人気です。これは発酵させたトウモロコシの粉とキャッサバの粉を水で練って作ります。すりつぶした唐辛子やトマト、魚と合わせて食べます。基本的にスープ類であっても右手を使って食べます。

【私の職場と活動】
私はガーナのイースタン州、ンサワンというところにある義肢装具リハビリセンターで理学療法士として活動しています。母体はローマンカトリック教会でオランダ人創設者、ブラザータシシオスによって1961年に創設され、現在はアメリカ人であるシスターエリザベスが施設長として管理をしています。様々な国のNGOやプログラムから支援や寄付を受けており、それによって義肢装具を安価で売ることができ、患者さんにも手の届きやすいようになっています。

対象は産まれたてから高齢者まで義肢装具を必要とする人であれば誰でも来院します。疾患は日本でも馴染のある脳卒中、骨折、切断、脳性麻痺、水頭症から日本ではあまり見ることのない先天性内反足、ポリオ、アザラシ肢症等の疾患を持った方も来院します。

私の所属しているリハビリテーション部門では外来、入院幼児、入院学童、入院の切断者の部門がありそれぞれにリハビリを提供しています。個別リハビリテーション、集団リハビリテーション、患者さんや母親への教育、水治療法等を提供しています。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ