2017/07/08 Sat
人 文化 活動
地域の障害児に光を!プロジェクト始動!!
お久しぶりです。ガーナでは雨季となり(6月執筆)毎日のようにスコールのような激しい雨が降っています。私は2017年9月で任期終了となり帰国の予定でしたが3か月間延長させて頂き12月に帰国することを決まりました。現在配属先で行っているプロジェクトの進行具合の兼ね合いで、やり始めたなら最後まで見届けたい!!という思いで延長を決めました。今回はそのきっかけとなったプロジェクトについてご紹介させていただきます。
私の要請は配属先の義肢装具センター(Orthopedic Training Center)に来る患者さんの診療、同僚の知識・技術向上でした。現在も週の殆どの時間をこの業務に当てています。しかし赴任してすぐに様々な事情でセンターに来ることも出来ない人がいるのでは?という疑問からコミュニティでの巡回診療を週1回で始めました。そうして始めた巡回診療も1年半以上となり多くの方に助けて頂きました。特にアメリカ人Director、PRmanager、オランダからの外部コンサルタント等に認めて頂き巡回診療を正式にセンターのプロジェクトとして進めていく方向となりました。
それに付随してコミュニティで見つかった問題として①障害児の行き場がない(学校、リハビリ施設)➁親の疲弊と就労困難(親が子供に付きっきり)③伝統的信仰による医療へのアクセスの妨げ(呪いや魔女の存在が信じられている)
これらの問題をセンターのメンバーとの会議にかけたところ、現地のスタッフも特に障害を抱えた子供のケアに関して同じ事を感じていました。
最終的にDirectorの意向により3つのプロジェクトをスタートする事になりました。
●巡回診療の継続(私の帰国後の継続)
●脳性麻痺専門クリニックの開設
●デイケアサービスの開設
現在巡回診療の継続、脳性麻痺専門クリニックに関してはすでに動き出しており、デイケアサービスは現在建設中となっています。デイケアサービスは9月開設予定で準備を進めています。各プロジェクトの詳細は次回以降の記事で詳しくご紹介させて頂きます。ぜひご覧ください‼‼
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