2019/03/23 Sat
文化
手工芸展示会
ラ・リベルター州の手工芸品が集まった展示会が昨年に引き続きトルヒーヨ市で開催され、多くの人で会場がにぎわいました。
3月19日は“ペルー工芸家の日”とされており、毎年3月はペルー各地でイベントが開催されます。
ラ・リベルター州の12の郡にはさまざまな手工芸品があります。織物が約半数を占めていますが、他にも金、銀を使ったアクセサリー、陶器、石や木を使った彫刻などさまざまな製品があります。作品の特徴として、モチェやチムー王国を時代背景とした鳥や魚、動物をモチーフにした作品、またトルヒーヨ市発祥のダンス、マリネラをモチーフにした作品などがあります。
ペルーには、展示会の他にも手工芸の露店が多くあり、実際に作り手の方と会話をしながら買い物することができるので安心して品物を購入することが出来ます。日本だとなかなか作り手の方と会える機会が少ないので、このような展示会が日本でも増えると良いなと思います。
こちらのバッグはカボチャで出来ており、職人の方から「私は日本人の職人にデザインを手掛けてもらって日本にも品物を輸出しているよ」と声をかけて頂きました。日本人とペルー人がコラボした作品がトルヒーヨでも見ることが出来て、思わず嬉しくなりました。
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