JICA海外協力隊の世界日記

おじいちゃんおばあちゃんの笑顔とともに

ベリーズと日本の違い色々!

 ベリーズに来て約半年が経ち、すっかりベリーズでの生活に慣れてしまいましたが、このタイミングで改めて、ベリーズに来た当初の驚きを思いだし、日本との違いをご紹介しようと思います。これは、ベリーズで得た生活の知恵とも言えるので、ベリーズにお越しの際にはぜひお試しください。(笑)

 まず、ベリーズに来て感じた一番最初の違いについてご紹介します。写真1枚目は、ベリーズの道路のいたるとこにあるBUMP(バンプ)です。ベリーズには、信号がない道路が多いので、このバンプがある事により、スピード出しすぎを抑制しています。
 私は、自転車で活動先に通っていますが、その往復にももちろんバンプがいくつもあります。調子に乗ってスピードを出しすぎると、バンプを乗り越える時にかなりの衝撃を受けることとなるので注意が必要です!(笑) バンプを乗り越える時のポイントは、バンプに差し掛かる前にスピードを落とし、なおかつ乗り越えるタイミングで軽く立ち漕ぎをするようにお尻を浮かせると衝撃が抑えられるのでオススメです!!
 自転車の話になったので、ベリーズの自転車に驚いた事にも触れようと思います。日本の自転車は、ブレーキをかける時、手でブレーキをかけますが、ベリーズの自転車はと言うと足でブレーキをかけます!! どういう事…?と思う方も多いと思います。(笑) 
 ベリーズの自転車は、ペダルを前に漕ぐと前進し、後ろに漕ぐとブレーキがかかります。最初は、後ろに漕いだら急にブレーキがかかるんじゃないかと思い、とっても怖かったのですが、意外とブレーキのかけ具合も調節できるので慣れれば特に問題ないです。

 続いて、ベリーズの家事情です。ベリーズとは言ってもおそらく多くの途上国の家屋に当てはまることかもしれません。
 それでは、ベリーズの家屋についてご紹介します。写真の2枚目は、左側がドアで右側が窓になります。ベリーズは、世界の中でも殺人発生率の高い国であり、殺人等の事件はニュースでもよく取り上げられているのが事実です。そんな背景があるので、ベリーズの家屋は、基本的に、家の周りはゲートで囲まれており、有刺鉄線が張ってある場合も多いです。家のドアや窓は写真のように二十扉・二重窓になっており、そのうち一つは鉄柵のドア・窓になっていたります。
 また、印象的な事は、配属先のオフィスにいる時に、オープン時間中でもオフィスの中にいる人数が少ない場合や女性だけになる場合は、必ず内側から鍵をかける事です。このことは、犯罪が多いこの国で、人々が普段の生活から身の安全を考えながら生活をしている事を実感させます。
 ベリーズでの生活って怖いなぁ、と思ってしまったかもしれませんが、ベリーズはとっても魅力のある国です。私の関わっているベリーズの人々も、とっても陽気で親切で助けられる事が本当に多いです。その事を、今日の世界日記の最後に強くみなさんにお伝えできればと思います!

 残りの任期も安全と健康に気を付けて活動していきます!

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