2019/06/04 Tue
得度式
私の配属先はマンダレー少年訓練学校というミャンマーにおける言わば少年院のような存在です。
そこに定員200名(日本の1人2畳の計算だと定員は100名程度)のところに350名の18歳までの子どもが収容されています。職員はわずか20名ほどで対応しており、教育活動を充実させることが困難な状況にあります。
そこで、私は教育活動を充実させることを中心に行っています。
今回はミャンマー語で言うところのシンピューポェ、日本語で言うところの得度式が行われました。
ミャンマー語ではもちろんのところ、日本語で説明されてもいまいちピンとこないのですが、簡単に言うとプチ出家といったところです。
私の学校の子どもたちが50人ほど選ばれて1週間ほど出家をすることになったのです。
なんと、その予算はドネーションと政府の予算から支出されます。政教分離という発想とは別の考え方ですね。
子どもたちに出家前にマンダレーで一番有名な寺であるマハムニパヤーとマンダレー山に行ってお参りをするという儀式ですが、
写真のようにやたらと派手な衣装と化粧をするのです、
その化粧はなんと朝2時から行われました。
僕は化粧は残念ながら得意ではないので、それでも4時半には集合して、手伝えることを探しておりました。
が、特になし。というか、役立たずですが、邪魔にはならないように努めました(笑)
朝7時ころからバスで先ほどの二つのお寺を回り、いよいよ、出家をするお寺に入ったところで、
次回にまた続編を投稿いたします。
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