JICA海外協力隊の世界日記

笠戸丸の風

第24話 ブラジル日本語普及会の内部文書

今回は活動ネタで。

研究所内のロッカーを整理していたら、このような文書が出てきました。

ブラジル日本語普及会の文書です。

それも総会や理事会等の議事録等、同会の運営に関する内部文書です。

内部文書というと、いかにも秘密めいた感じがしますが、活動内容の決定や理事会など、関係者しか知りえない内容が記載している文書になります。

ブラジル日本語普及会は1964822日に結成した組織です。

同会の目的は

(1)日本文化の理解・摂取を基礎として、日本語の普及を図る。

(2)会員に広く日伯両語を普及し、ブラジル社会への同化を促進する。

(3)日伯文化の普及を目的とする調査・研究・広報その他の啓発活動。

(4)教科書の普及

(5)教師の質の向上

(6)教育基金の設定

(7)会員の道徳を高め、文化の向上を図る。

(8)視聴覚教材・教具を有する図書館の設置

(9)モデルスクールの設置

(10)内外の公共・私設の文化・教育団体その他日伯文化の普及を目的とする、あらゆる機関との交流を促進する。

以上の10項目です。

余談ですが、こういった活動目的も定款が残っていたからわかったことです。

その後、同会は19771月に日伯文化普及会と合併します。

ブラジル日本語普及会の設立時からの文書は、活動の具体的な内容がわかるため、貴重な文書といえます。

ちなみに、同会は日伯文化普及会との合併後、さらに発展していきブラジル日本語普及センターとなり、現在はブラジル日本語センターとなっています。

なので、同会は、ブラジルにおける日本語普及の草創期の団体であり、現在の日本語の広がりの礎となった団体ともいえますね。

このような団体の文書が、1964年から1977年までファイルで6冊分あります。

一般的に消滅してしまった団体の文書は、なかなか残りにくいものですが、よく残っていたと思います。

これらを整理して目録を採り、活用できる状態にしていきます。

なんか日本語の歴史を感じますね。

 それではまた

 ~笠戸丸の風を受けて~

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