2017/01/03 Tue
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スリランカの音楽...といえば?
スリランカは北海道より少し小さいくらいの面積の島国。
ですが、各地方に伝統的な音楽が伝わっています。
写真は、この国の最後の王様が住んでいた地域の演奏です。
日本に比べて、若者も年配者も多くの人が演奏したり踊りを踊ったりすることができ、自分の国の伝統芸能に誇りをもっているように感じます。
音楽好きの私は、そんな様子を素晴らしいなぁと思います。
一番よく耳にする音楽は?というと、、、
『シンハラミュージック』と言われる音楽で、日本のポップスにあたると言っていいと思います。
軽快なドラムに、インド音楽で有名なタブラという太鼓などが加わり、リズムだけでもアジアを感じます。
そのリズムに柔らかい音のキーボード、甘い音色のエレキギターなどで伴奏し、たいてい男性歌手が艶めかしい感じで歌います。
日本でよくあるコード進行と少し違ったり、日本のヒット曲にはあまり使われない8分の6拍子の曲が多かったりと、特徴ある音楽が面白いです。
そんな音楽が、お店ではもちろん、庶民の足のバスの車内で大音量でかかっています。
写真はバスに備え付けられたテレビです。どのバスにも大きなスピーカーも着いています。
この映像は、踊り付き。シンハラ語の字幕付き。
こんな映像を見られるので、バスの車内は楽しいです。
朝から目が覚めます。夜も眠れません。楽しいです。笑
クラシック音楽は?というと、、、
写真は、あるホテルでピアノの生演奏をされていた様子です。
この方が見ているものは、ご自分で書かれたノートのタイトルとコードネームに時々歌詞でした。
スリランカで楽器屋さんに数件行きましたが、楽譜を売っているのを見たことがありません。
店頭に楽譜を置いても、まだそれほど需要がないので置いていないんだと思います。
どうしてもほしい時は、インターネットで購入すると聞きました。
生演奏をされる人もこれまで何人か見かけましたが、楽譜を見て弾いていらっしゃることは少ないです。
私は小さい頃から楽譜があって当たり前、選ぶこともできて当たり前の環境だったので、手書きのメモを見て弾いていらっしゃる様子はショックでした。それでも聴いて覚えて演奏していらっしゃる様子をすごいなあと思います。
こんな環境で、西洋音楽教育に携わります。大変ですが、ちょっとワクワクします。
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