JICA海外協力隊の世界日記

添野良一のウルグアイ滞在日記

ウルグアイのサッカー

 ウルグアイ人は、「サッカーが強い!」。ウルグアイ人の一番の自慢の種のようです。それには1930年に第一回ワールドカップを自国で開催し、アルゼンチンを破り、優勝したことが大きいようです。

 私は南米は強いサッカーの国が多いとは、聞いてはいましたが、FIFAランキング2015年12月3日時点で、1位:ベルギー、2位:アルゼンチン、3位:スペイン、4位:ドイツ、5位:チリ、6位:ブラジル、8位:コロンビア ・・・ 11位:ウルグアイ、日本は、53位でした。いかに南米地域にサッカー列強国が多いかわかります。

 また、ウルグアイ人の有名サッカー選手のディエゴ・フォルランがセレッソ大阪に2015年6月まで所属していたため、最近の若いウルグアイ人は、東京より大阪の地名により親しみを感じるようです。

 私は、サッカー博物館を訪ねてみました。1930年に第一回ワールドカップを開催した競技場(センテナリオ スタジアム)の座席下部に建造されています。

 過去のいろいろの優勝杯やパネルが所狭しと陳列されてありました。1930年と言えば、日本では、昭和5年ですから、サッカーの遠征に来るまでの余裕はなかったと思います。

 上の写真は、現在のセンテナリオ・スタジアムです。ここで1930年にワールドサッカーが開かれました。今でも芝生の手入れは行き届いており、多くの試合が開催されています。セレッソ大阪から帰国したディエゴ フォルラン選手も先日の試合にウルグアイのクラブチーム、ペニャロールの一員として活躍していました。競技場近くはフーリガンのような人々や爆竹など鳴って、私は近づけませんが、街のあちこちのカフェのテレビでも、盛り上がっていました。

 ウルグアイの芝生のある公園では、幼い子供でさえ、サッカーボールを上手に回します。リフティングも見事なものです。日本の子供達も頑張っていますが、スタート時点でのレベルの差を感じます。

 日本ではサッカーの他に野球やテニスなど諸々のスポーツがあり、サッカーがすべてのような国には、とても敵わないだろう、と私には感じられました。

 

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