JICA海外協力隊の世界日記

添野良一のウルグアイ滞在日記

道路の有効利用とフェリア(青空市場)

 我が家のアパートの窓から見える日々の道路の利用状況です。

ある時は、両側に縦列駐車、またある時は路上市場(こちらでは、フェリアと呼ばれています)、そして静かな休日の朝は

ほとんど車も人の姿もありません。同じ道路ですが、何事もなかったかのように日々、利用状況が変化します。

 ウルグアイ、モンテビデオでは、曜日ごとにフェリアがあちこちであります。大きなショピング店もありますが、私の妻は、我が家から歩1分もかからないフェリアで大方の買い物は済ませています。野菜、果物、肉、魚、ハム、チーズ、卵、園芸品、雑貨品、アクセサリー、服、下着、帽子、玩具、手工芸品、靴、バック、布、手芸材料、文具、書籍、絵画、家具、電気製品、などなど種々雑多に並んでいます。トレラーハウスのような軽食店もあります。食品はキロ売りで、ほとんど暗算で計算してくれ、精算します。服も試着出来るように簡単なカーテンで仕切って空間が用意されています。トイレも仮設されています。

 フェリアのある朝は、夜が明けぬうちから、テントの組み立てが始まります。あぁ今日はフェリアがある日だなと、音で寝ていてもわかります。雨の日は思案中というのもよくわかります。午後2時過ぎにはお開きとなり、午後4時過ぎには、フェリアは跡形もなかったように消えてしまいます。

 私の妻は片言のスペイン語を駆使しながら、モンテビデオの人々の暮らしぶりを拝見させていただいているような気分にもなり、フェリアを楽しみにしています。手工芸品の人たちとは手作りの工夫なども教えてもらっています。魚料理もフェリアの人に教わります。

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