JICA海外協力隊の世界日記

パラオと私とときどき海

ウミガメを食べる?!

Alii(こんにちは) 今日はパラオの食生活について書いていきますね!

パラオの食生活は、やはり海に囲まれているということもあり、魚を食べることがかなり多いです。

パラオでは基本的には隊員はホストファミリーと生活するので、パラオ人らしい食生活をすることができます。パラオ人は魚を買うというよりは、自分達、あるいは知り合いが釣ってきた魚を食べるます。なので魚を買うということは特に私の住んでいるガラスマオのような地方ではあまりありません。

パラオをでは文化的に大事な行事の際には亀を食べる風習があります。

亀を乱獲しないために普段の生活では亀を食べることはありませんが、お葬式の様な大事な行事の時は、海にカメを取りに行き、亀を食べます。亀の肉は写真の様な感じで調理されます。また、いつでも亀を捕まえて良いわけではなく、亀を捕まえて良いシーズンも決まっています。

ただ、亀を食べるかは住んでいる場所にもよるので、全てのお葬式で食べるわけではありません。また、最近では、亀を捕まえて料理することは非常に大変なので、亀を食べる機会も減ってきているといいます。

亀の肉はこのようにして葉に包んで縛って小分けにして置いておきます。そして料理をする段階で中から出し料理して行きます。亀を捕まえ亀の肉を写真のように包むまで、村の人たち総出で行います。こういった機会を使って、村の人々の結束を強めていっています。たわいも無い話をしながらみんなで楽しく肉を包んでいきました。

国が違えば風習や文化も違い世界は広いなぁと日々実感しています!

Me a uriul!(それではまた)!

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