JICA海外協力隊の世界日記

ラオスで協力隊暮らし

年に一度の首相表敬

サバイディ(こんにちは)!

1月になり、ルアンパバーンは寒くなりました。

朝は『モッ』という霧雨のような(でも雨でも霧でもないと言われます)ものが降ります。私にしてみたらどう見ても霧雨なのですが、「朝から雨だね~」と言うと「違う!あれは『モッ』だ!」と訂正されます。

東南アジアは年中暖かいと思っていましたが、こたつが恋しくなる日もあります。

さて、少し前の話ですが、12月10日に首相表敬がありました!

女性隊員はラオスの伝統衣装に身をつつみ、男性隊員はJICAバッチを襟元につけ、首相府を訪問しました。

ラオスの首相はトンルン・シースリットさんです。

北部出身のためか、柔らかい口調でゆっくりと話してくれました。

隊員の報告にもしっかりと耳を傾け、メモもとってくれていました。

首相のあたたかでゆったりとした雰囲気に癒される場面もありました。

隊員挨拶では、同期の糸数樹奈隊員がかっこよくスピーチをしました。

首相も「ラオス語上手だけど、何年間ラオスにいるの?」とびっくりのご様子!!

現場の様子を伝える機会もいただき、各分野の隊員から様々な報告が挙がりました。

このように首相へ直接ご挨拶ができる派遣国は少ないと聞きます。

ラオス派遣からはじまった青年海外協力隊事業。

ラオスにはじめて協力隊が派遣されたのが1965年。

これまでの先輩隊員たちの活躍のおかげで、首相の信頼を得て応援してもらえているのかもしれません。

私たちも未来の隊員たちのために、自分たちができることを精一杯取り組みたいと思います。

こーぷちゃい(ありがとうございました)!

写真①:首相府での集合写真。真ん中がトンルン首相。

写真②:笑顔のトンルン首相。人柄の良さがあふれ出ています。

写真③:糸数樹奈隊員のスピーチ。ラオスの数学・算数教育の現状について報告しました。

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