2024/05/31 Fri
その他 活動
【振り返り#2】コロナ禍での派遣
皆さんこんにちは!
今回も振り返りをお届けします。
振り返り2回目は「コロナ禍での派遣」についてです。
◆嬉しかったこと
派遣前の訓練中に無期限の派遣延期が決まり、いつ派遣が再開するかもわからないまま約1年日本で待機していましたので、派遣再開が決まった時は本当に嬉しかったです。
また、派遣再開が決まってからもすんなり派遣されたわけではなく、状況の変化などで派遣延期を数回繰り返していましたので、ブータンに入国できた時は安堵と喜びでいっぱいでした。
◆大変だったこと
ブータン入国時の隔離が一番大変でした。
この時約3週間の隔離(実際には途中でルールが変わって16日程度で隔離終了となりました)が義務付けられていて、ホテルの部屋から一切出られない状況でした。
食事は部屋の前に置かれ、定期的にPCR検査が行われるような状況でした。
JICA事務所に届けてもらった携帯電話を使って、毎日オンラインで現地語のレッスンを受けたり事務所からの説明を受けたりしていました。
今となっては貴重な経験ですが、なかなか大変でした。
◆苦労したこと
ブータン到着日(入国時隔離初日)に不注意で指を怪我してしまったことです。
薬などはJICA事務所に差し入れという形で届けてもらいましたが、私自身が重大なケガだと思っていなかったこともあり、隔離中に病院に行くことができず、何をするにも怪我した指を庇いながら生活していました。
隔離終了時には痛みがほぼ治まっている状態でしたが、念のため行った病院で骨折が判明しました。(この時点でまだ骨はくっついていませんでした)
◆楽しかったこと
ブータンでは隊員機関紙というものを定期的に発行しています。
私がブータンに到着した時点で最後に発行された機関紙は、コロナ禍で日本に一時帰国を余儀なくされた先輩隊員が発行したものでした。
これを見たときに私の中で謎の使命感が沸き上がり、思い付きではありますが急遽「派遣再開」をテーマとした隊員機関紙を作ることにしました。
皆さんの協力のおかげで、約2か月という短期間で企画から発行までを行うことができ、とても大変ではありましたが、とても楽しい思い出にもなりました。
では、また次回!
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