JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

活動で苦労したこと

皆さんこんにちは!

協力隊として活動する上で、全てが順調に進めばよいのですが、時として何かしら苦労を強いられることもあると思います。また、その苦労の内容は職種や活動内容によて様々だと思います。
そんな時は、各隊員がそれぞれ努力したり工夫したりして任務を遂行しているのではないかと思います。

私も活動を行う上で苦労している、または苦労した点がいくつかありますので、今回はそのうちの1つを書いてみようと思います。

私の活動内容は同僚たちと一緒にシステム開発を行うことです。
これは、ただ単純に同僚たちに開発スキルを教えればよいわけではなく、実務として実際に使用されるシステムを限られた予算、時間、リソース(人や開発資材など)の中で作り上げる必要があります。
システム開発はこれらのトレードオフで成り立っていて、たとえ目的を達成するためであっても予算、時間、リソースという制限は付いて回ります。

それを踏まえて、システムを開発するにはプログラム言語を使用するのですが、プログラミングすることですべての機能を実現できるかというと、そうでもありません。例えば、システムの中で帳票を出力したいという場合、プログラム言語に標準で帳票出力機能が付いていなかったりしますし(付いていても用途が合わなかったりします)、それを自分で簡単に作り込めるかというとそうでもないため、いわゆるサードパーティー製品などを使用したりして帳票出力機能を実装することになります。

私が実施した開発もこれと同様で、特定の機能を使いたかったのですが、無料公開されているサードパーティー製品だと機能が足りず、有料版はかなり高価で予算的な問題と購入手続き等に係る時間の関係であきらめざるを得ず、かと言って自分で作るには時間と手間がかかりすぎるというものでした。

配属先とも相談したのですがどのように対処するのかの結論は出ず、結局私が検討することになりました。

まず最初にやったことは公開されている製品の洗い出しです。
どのような製品が存在し、どのような機能があり、ライセンスはどのようになっているのか、購入する場合の費用はいくらなのか、などを一通り調べました。
そして次に、自分たちが使う(であろう)機能の洗い出しを行いました。
その調査結果を基に同僚たちと相談したところ、無料版ライセンスの製品で何とか代用できないかという話になり、サンプルプログラムを作成することに。

実際にサンプルプログラムを作成してみるとやはり機能的に不足していたり、使い方が難しかったりしたためもう一度考え直すことに。
有料版ライセンスの製品は予算的にも購入手続き的にも難しいということで、何とか自分で作り込めないかと考えるようになりました。

自分で作り込むということはそれなりの時間とスキルが必要ですし、完成品の品質や性能、完成しなかった場合のリスクなどを負うことになるのでなるべくなら避けたいと思っていたものの、もしそれを作ってしまえば自分で好きなようにカスタマイズでき、今後の開発でも自由に使えるというメリットがあったため、思い切って自分で作り込むことにしました。

決めてしまえばあとは作り込むだけですので、それから必死に作り込みを行い、何とか実用に耐えうるものを完成させました。
その後実際にシステムに組み込み、手直しや機能追加を繰り返し、現在に至っています。

これに関しては本当に苦労しましたが、私にとっても良い経験になりましたし、今後活動先で自由に使ってもらうことができますので、作ってよかったと思っています。

では、また次回!

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