JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

電子決済が主流

皆さんこんにちは!

前回のブログで、都市部にいるとお金を見る機会があまり多くないと書きましたので、今回はその理由を説明したいと思います。

実はブータンの都市部では「電子決済」が主流となっています。
私が活動している首都ティンプーでも、ほとんどのお店で電子決済による支払いができるようになっています。
また電気や携帯電話などの支払いもほとんど電子決済できるようになっています。

ただし、たまに携帯電話の通信状況が悪かったりして決済できない場合がありますので、その場合は現金で支払っています。

IMG_3697.JPG

電子決済についてもう少し詳しく説明すると、ブータンでは電子マネーも使われていますし、銀行口座から直接引き落とすこともできるようになっています。そしてどのお店も2~3種類の支払方法が用意されていてお客さんが都合のいい方法で支払いをするようになっています。

例えば私が使用している銀行アプリでの手順は以下のようになります。
まず最初に、電子決済に対応している銀行がそれぞれ専用の電子決済アプリを用意しているので、あらかじめ自分のスマートフォンなどにインストールして、使えるように手続きを済ませておきます。
お店では電子決済用のQRコードが用意されているため、それを電子決済アプリで読み込み(上の写真参照:QRコードスキャン画面)、金額を入力して決済を行います。
最後に決済完了画面(下の写真参照:決済完了画面)をお店の店員さんに確認してもらい、店員さんが決済番号と携帯番号をノートに書く、または、決済完了画面を写真に撮って支払い完了となります。

日本だとカードや携帯電話などを決済端末などにかざして終わりだと思いますので、最後に店員さんの確認作業を伴っているところがブータンらしいと思います。

上の2枚の写真はメモリアル・チョルテンの金色に輝くマニ車と、思わず散歩したくなるタシチョ・ゾンの敷地。

では、また次回!

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