JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

グアテマラからの依頼

皆さんこんにちは!

先日、前任地からシステムの改修依頼がありましたので、今回はそれについて書いてみようと思います。

以前のブログにも書きましたが、私はブータンに派遣される前に、短期のJICAボランティアとして中米グアテマラの国立病院で活動していたことがあります。
病院内のシステムを開発することが任務で、病院内で使用されているシステムのリニューアルを実施し、そのほかにも複数のシステムを新規で開発しました。

それらのシステムは現在も使用されていて、当時のカウンターパート(現地での活動の相方さん)が今でもそれらのシステムを保守してくれています。
活動の成果が目に見える形で残っていて今も活用されていることは、私にとって凄くうれしいことです。

ただ、この任務は短期で、技術移転までは実施することができませんでした。
そのため元カウンターパートはこれらのシステムの簡単な修正はできても、複雑な改修は実施することができません。
それもあって、複雑な改修が必要となった場合は元カウンターパートから私に改修依頼がきます。

実は私がブータンに派遣された後も4回ほどシステムの改修依頼があり、ブータンからグアテマラの国立病院にリモート接続し、システム改修を実施しました。(もちろんボランティアとして無償で対応しています)

一見、都合よく使われているだけと思われるかもしれませんが、元任地とのつながりが保たれ、かつ、私が作成したシステムが今も活用されグアテマラで役に立っていることを実感できるため、私にとってはとてもうれしいことです。
そして何より、この感情が現在のブータンでの活動の原動力となります

JICAボランティアとして活動する上で、やはり何かしらの成果は残したいと思いますし、できれば派遣終了後も活動内容が無駄にならず継続されることを願ってしまいます。
私は今ブータンにいますが、この活動でも何かしらの成果と良い影響をブータンに残せたらと思います。

写真はティンプー市内で見つけたオブジェ2点と、川沿いの公園にある仏像です。(グアテマラの写真ではありません)

では、また次回!

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