JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

紙で記録を残すということ

皆さんこんにちは!

今回は活動の成果を残す方法について書いていきます。
活動の成果には目に見えるものと目に見えないものがあります。
そして目に見える成果の中には成果物として残すことができるものが含まれています。
例えば講習などで使用する資料や活動で得た結果、引継ぎ資料などです。
私の活動で言えば、セミナーで使用したスライドデータや各種技術資料などがこれに当たります。
現時点で、私はこれらのデータを電子データ(パワーポイントデータやPDFファイル)として作成・保管していて、その電子データを部署内で共有しています。
紙で残すよりも電子データで残した方が使い勝手が良く共有も楽という思いがあるため、当然の選択だと思います。

少し前のことになりますが、任期を終えて帰国される隊員の方たちと話をする機会がありました。
そのうちの1人の方から、活動の成果を現地で活用してもらうために、データを印刷会社で本にしてもらい関係部署に配布するという話を聞き、製本された資料を見せていただきました。
この時私が思ったのは「紙で記録を残すのも意外と有効なのではないか?」ということです。

電子データで資料を保存するメリットは、持ち運びの手間がかからずパソコンさえあればいつでも参照できるところにあります。
また、データの配布や共有についても紙のデータよりはるかに楽に実施できます。
ただこれはパソコンが使える前提の話で、電子データが参照できない状況、もしくは、パソコンを別の作業に使用している場合においては、紙のデータの方が使い勝手がいい場合もあります。
また、掲載する内容によっては、紙のデータの方が理解しやすかったり見たい所をすぐに参照できたりもします。

最近では成果物などを紙で残すという選択肢は選ばれなくなってきていると思いますが、紙で残すことも検討に値するのではないかと思います。

では、また次回!

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