JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

世界ファブラボ会議2023

皆さんこんにちは!

今回は「FAB23(世界ファブラボ会議2023)」を紹介します。

皆さんは「FabLab」(以降ファブラボと表記します)をご存じでしょうか?
FabLab Japanさんのホームページに記載されている説明を引用させていただくと、「デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワーク」と記載されています。
このファブラボ、世界各地に2,000か所以上存在し、私の任国ブータンにも数か所存在します。

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現在ブータンでは、JICAによる「市民向けデジタルものづくり工房(ファブラボ)による技術教育普及促進プロジェクト」というプロジェクトが進行中で、今回の世界ファブラボ会議2023にも関係者が参加するなど大きく関係しています。

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世界ファブラボ会議とは、世界各地のファブラボ担当者が集い、交流を深め、カンファレンスや課題解決に向けたプロトタイピング、各種デモンストレーションなどを行う場として毎年開催されているイベントです。
その世界ファブラボ会議が今年7月にブータンで開催されました。
約2週間の日程でブータン各地で開催され、私は任地のティンプーで開催された「Fab Festival」に参加してきました。

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Fab Festivalは誰でも自由に参加出来るお祭りイベントのようなもので、ティンプーの時計塔広場で開催されました。
Fab Festivalではファブラボで作成された作品の展示や各種デモンストレーション、ワークショップなどが行われ、世界ファブラボ会議の参加者に加えブータンの一般の方たちも熱心にスタッフの説明に聞き入ったリ、ワークショップに参加したりしていました。

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世界ファブラボ会議だけあって、海外からの参加者も多くいました。

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デジタルなものばかりだと難しく感じてしまいがちですが、アナログなものづくりや参加型イベントもあり、一般の方たちもたくさん参加されていました。

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私はIT技術者ですが、広い意味で考えれば「ものづくりに携わるエンジニア」でもありますので、このようなイベントには興味をそそられます。

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3Dプリンターで作られた自助具(動作が困難な方たちを補助するための道具など)などを見ていて、無限に広がるものづくりの可能性にいろいろ想像を掻き立てられました。

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では、また次回!

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