JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

立体曼荼羅

皆さんこんにちは!

今回はナショナル・メモリアル・チョルテンの内部にある立体曼荼羅を紹介します。
写真撮影は禁止されているため実際の写真をお見せすることはできませんが、なかなかの迫力があってぜひともお勧めしたい場所です。

ブータンでは寺院などに行けば多くの仏像を見ることができますが、立体曼荼羅として仏像が安置されている場所は少ないのではないかと思います。
そして、その立体曼荼羅を間近でじっくり・ゆっくり見られるという点でもナショナル・メモリアル・チョルテンはお勧めできます。

ナショナル・メモリアル・チョルテンの内部は3層になっていて、階段で上の階まで上がっていくことができます。
チョルテン内部の中心部分には立体曼荼羅が構成されていて、その周りを回りながら仏像群を見るような形になります。
2階、3階部分は立体曼荼羅の周りに囲いなどが無く、直接間近で見ることができるようになっています。

この立体曼荼羅はチベット仏教の仏像で構成されているため、日本ではあまりなじみのない守護尊や菩薩様などの仏像が多数用いられています。
そのため、立体曼荼羅を見ていると独特の雰囲気を味わうことができます。
あと、立体曼荼羅を構成している仏像(2階、3階部分)に歓喜仏と言われる男女の神様が抱き合った形の仏像が多いのも特徴的です。

加えて、周りの壁にも一面に仏教画が描かれていますので、立体曼荼羅と一緒に楽しむことができます。

活動がうまくいかなかったりちょっと嫌なことがあった時は、無心になれるナショナル・メモリアル・チョルテンの立体曼荼羅は私にとって非常に良い気分転換スポットです。

では、また次回!

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