2022/12/23 Fri
文化 生活
肉無し月
皆さんこんにちは!
今回は食に関するあれこれを紹介します。
・肉無し月
ブータンには「肉無し月」という期間があり、この期間中は肉が売られなくなります。
ただし、肉を食べることが禁止されているわけではありませんので、事前に買いだめしておけば肉無し月の間も肉を食べることができます。また、飲食店の肉料理などはそのまま提供されるようなので、お店にストックがあれば肉を食べられるようです。
私も肉無し月にお肉をトッピングしたピザを買って食べていました。
なお、肉無し月は年に2回あり、旧暦の月に従い、開催月は毎年変わります。
・冬は生姜多めで
冬は体を温めるためか、生姜がよく使われていて、特に飲み物に多めに入っているように思います。
寒い日にはオフィスに暖かい飲み物を売りに来る方たちがいるのですが、この時に売られているのが生姜がたっぷりと入ったおかゆのような飲み物です。猫舌の私には飲むのが大変ですが、飲めば体が暖かくなってくるので寒い日には本当に助かります。
また、職場では甘いミルクティーがよく飲まれていますが、寒い期間はミルクティーを飲むと何となく生姜の味がしますので、生姜が入っているのかもしれません。
・食事の作法と文化
食事の作法と文化についてもいくつかありますが、私自身よくわかっていないので、知っているものを取り上げてみます。
まずは食事のシェア。以前も書きましたが、同僚たちが昼食時に毎回、家から持ってきたお弁当のおかずを少しずつシェアしています。家で作るお弁当なので1品の量はそれほど多くないのですが、それを周りに勧めて数人で分け合います。そのため、最終的には自分が持ってきたおかずは少しだけになり、周りから勧められたおかずの方が多くなったりしています。
もう1点、食事の前に食べ物や飲み物を指でつまんで払うような動作を見かけることがあります。例えば、お茶を飲む前に指の先をチョンとお茶に浸けて、それを周りにピッと払うようにしています。これにはすこし宗教的な意味もあるようです。
写真は肉無し月でも食べられるお肉トッピングのピザとハンバーガー、活動先でよく飲んでいる甘いミルクティー。
では、また次回!
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