JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

クエンセル・ポダンの大仏

皆さんこんにちは!

今回はクエンセル・ポダンを紹介します。

クエンセル・ポダンとは巨大な大仏のことです(厳密には一体となっている寺院の名前)。現地の方たちからはブッダ・ポイントと呼ばれることもあります。

この大仏は屋外に建てられているため、晴れた日は日の光を浴びて金色に輝いています。また、ティンプー市内を見下ろす山の中腹に建てられていて、高さは約50mと大きいため、かなり遠くからでも見ることができます。

大仏と言えば日本にも有名な大仏はいくつか存在しますが、それとはまた違った凄さがあります。

クエンセル・ポダンは実はただの大仏ではなく、その台座部分が寺院になっています。
また、大仏の前には大きな広場があり、ティンプー市内を見下ろす展望台のようになっています。

クエンセル・ポダンは内部も一般公開されていて中に入ることができます。
内部は撮影禁止のため写真はありませんが、無数の仏像などが安置されていて荘厳かつ厳粛な雰囲気に包まれています。

私がクエンセル・ポダンに初めて行ったのは配属されて2~3週間ほど経った頃だったと思います。活動帰りにいきなり同僚からブッダ・ポイントに行きたいか?と聞かれ、行ってみたいと答えたらそのまま連れて行ってくれました。

夕暮れの中、同僚といろいろな会話をしながら仏像の周りを歩いていたのですが、私はなぜ同僚が急にクエンセル・ポダンに来たのかわからず「何でここに来たの?」と聞いたら、同僚が「(私が)行きたいって言ったから」と答えてくれました。この時私は本当に良い同僚と巡り合えてよかったと思うと同時に、その後の活動に対する不安が一気に消え去ったことをはっきりと覚えています。

ちなみに夜になるとライトアップされ、私の部屋からも小さいながら見ることができます。

仏教施設ではありますが、ティンプーを訪れた際は、忘れずに見ておきたい場所です。

では、また次回!

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