JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

伝統模様

皆さんこんにちは!

今回はブータンの建物を特徴づけている伝統模様の描かれ方を紹介します。
ブータンの建て物は一般家庭も含め、窓枠や軒下などに伝統的な模様が描かれていることが多いです。
これ、どのように描かれているのか以前からすごく気になっていました。

以前何度か、数人で壁際に並んで手書きで伝統模様を描いているところを見かけたことがありましたので、簡単な模様は手書きで描かれていることは知っていました。
ただ、そこにはまだいくつかの疑問が残っていました。
以前のブログで取り上げたように、ブータンでは壁や柱に立派な龍などが描かれていたりもしますので、それらも含めて「フリーハンドで描かれているのかどうか?」や、「大きな絵や複雑な絵などは既製品として壁紙などが売られているのではないか?」などです。

( 以前のブログ記事はこちら ⇒ 雷竜の国こんなところにも仏教画

同僚などに聞いて調べてみたところ、ほとんどの場合手書きされている様です。
簡単な模様の場合はフリーハンドで直接描いていくようですし、複雑な模様や絵の場合は、一応型紙のようなものがあるらしく、それを使って点々で下絵を描いてから仕上げていくようです。

たまたま訪れた寺院でちょうど模様を描き入れているところを見ることができましたが、多少複雑そうに見える模様でもフリーハンドで見事に描いていました。
その時に絵が描かれる前の場所も見てみましたが、複雑な模様が描かれるところには小さな点々で下絵が描かれていました。
こんな風に伝統模様が描かれていくんですね~。

IMG_0526.JPG (描き終わった部分)

では、また次回!

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