JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

パジョディン・トレッキング

皆さんこんにちは!

今回はパジョディンへトレッキングに行った時のことを書こうと思います。

パジョディンは首都ティンプーとパロの間の山岳部の地名で、そこにはパジョディン・ゴンパという寺院群があります。
標高は3,600m以上あり、私の住んでいるところからでも標高差1,300mぐらいあります。
この寺院群は私の部屋の窓からはるか遠くの山の中腹に見えるところで、前々から一度行きたいと思っていました。

ある5月の週末のこと、今朝起きたらこの時期(すでに雨季の始まり)には珍しく、雲一つない快晴。
今日しかないと覚悟を決めて単独でパジョディンのトレッキングを決行。
家から見えるところとはいえ結構な山道が続くため、長袖、長ズボン、トレッキングシューズ、念のため上着など最低限の装備を整え、食料と水を持っていざ出発。

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もちろんパジョディンまでの経路は事前に確認済みです。
トレッキングコースの入り口まではタクシーを使うこともできましたが、謎のこだわりがあり、あえて家から歩いて行きました。

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トレッキングコースはある程度整備されているとはいえ結構な山道、上の方の勾配がきつい場所では数十メートル進むと息が切れてしまい少し休憩してまた登ることを繰り返していました。
単独であることや高山病の危険があることもあり、少しでも体調がおかしくなったらすぐに引き返そうと思っていましたが、体調を崩すこともなく、途中の休憩ポイントで出会った人たちからお菓子をもらったり、高地に咲く花を見つけて写真を撮ったりしながら何とか無事にパジョディン・ゴンパまで到達することができました。

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登り切った時に感じた清々しさや達成感は忘れることができません。
ティンプー市内を見下ろしながら食べたおにぎりの味も最高でした。

パジョディン・トレッキングは一般的には往復6~7時間程度かかるようですが、家から歩いて行ったため往復8時間ほどかかりました。
スマートウォッチの総歩数は約37,000歩、距離は28Kmを超えていて、家に帰りついたときにはさすがにヘロヘロでした。
帰りごろから雲が多くなり、帰宅後に激しい雨が降ったので、いいタイミングで行けたのかなと思います。

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では、また次回!

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