JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

英語とゾンカ語

皆さんこんにちは!

今回は英語とゾンカ語について書いていこうと思います。
ブータンの公用語はゾンカ語ですが、英語も公用語になっているため、多くの場所で英語を使って会話することができます。
ただ、ブータンの大人たちと会話をするとき、じつは英語があまり得意ではないという方が結構な割合でいます。
特にご年配の方と話をする場合は英語が使えないことが多々あります。
逆に、小学生ぐらいの子供たちと話をする場合は英語での会話に問題を感じることは少ないです。

これは学校での教育と深くかかわっているようで、多くの授業が英語で行われているところにあるようです。
私も教科書を見せてもらったことがありますが、私が見た社会や理科の教科書は英語で書かれていました。
もちろんゾンカ語の授業もあるのですが、周りのブータン人からは子供たちはゾンカ語よりも英語で話す方が得意だと聞くこともあるぐらい英語が浸透しています。

ある時、ブータン人のお宅で食事をしていたのですが、その場にいた大人たちがたどたどしい英語で私に話しかけてくれるのに対し、子供たちは何の問題もなく英語を話していました。
またある時は、同僚の子供たちが私に日本のアニメのことを聞きたくて、英語で質問攻めにあったこともありました。

もし皆さんがブータンを訪れることがありましたら、こんなところも意識してみるとブータンをより一層楽しめるかと思います。

では、また次回!

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