JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

信号が無い!?

皆さんこんにちは!

ブータンは今どんどん車社会になりつつあります。
特に都市部では道路整備も進んでいて、車の保有率も高く、通勤時間帯には渋滞が発生するところさえあります。

そんなブータンですが、じつは信号機がありません。
以前1度導入されたことがあったようですが、それも廃止されてしまったようです。

信号機が無い代わりに、混乱が生じそうな交差点などには交通警察の警官が交通整理を行っています。
特に有名な場所がティンプーの中心部にある交差点で、旅行雑誌などでもよく取り上げられています。

信号機が無くて大丈夫なの?と思われる方がいるかもしれませんが、信号機が無い分ドライバーが注意をしているので交差点で事故が起きたというニュースは聞いたことがありません。
意外と安全なのかもしれませんね。

ただ1点、私には信号機が無くて困っていることがあります。
毎日徒歩で配属先に通っているのですが、その途中に片側2車線の大きな道路があり、その道路を渡る必要があります。
せめて近くに横断歩道などがあればいいのですが、私が行きたい方向に渡る横断歩道などが近くにありません。(一応遠回りをすれば横断歩道はあるのですが・・)
そのため、毎日通勤ラッシュで混雑気味の道路を車を避けながら横断しなければなりません。
唯一の救いは、道を渡ろうとしている私に気づいてドライバーさんがよく止まってくれるところです。
こんなところにもブータンの方たちの人柄がよく表れています。

では、また次回!

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