JICA海外協力隊の世界日記

ブータンゆっくり散歩道

ブータンの通信事情

皆さんこんにちは!

今回はティンプーの通信事情(主に携帯電話事情)について書いてみます。
前提として、ブータンは小さな国ではありますが、都市部と農村部では通信事情が大きく異なりますので、ここでは私が住んでいる首都ティンプーの市街地について書いていきます。

まず携帯電話の普及率ですが、私の周りを見る限り、スマートフォンがかなり普及していると思われます。
具体的には、労働者層の大人であればほぼ全員持っていると言っていいぐらいには普及していると思います。
以前の記事でも紹介しましたが、お店で物を買ったりする場合ブータンの都市部では電子決済が主流になっているため、多くの方が自分のスマートフォンでQRコードを読み込んで決済しています。
携帯端末の種類についてはやはりAndroid携帯が多いですが、iPhoneユーザーもある程度存在します。

エリアのカバー率については、主要都市部であれば問題なく使えますが、山間部などではつながらないところもあります。
ブータンには「ブータン・テレコム」と「タシ・セル」という2大キャリア(通信事業者)が存在し、都市部であればほぼ間違いなくどちらかのキャリアが使えると思います。このような事情からか、私の同僚たちの中には「ブータン・テレコム」、「タシ・セル」両方と契約している人が知っている限りでも数名います。
ちなみにデータ通信速度はあまり速いとは言えませんが通常使用であればあまり気になりませんし、通話品質に関しては全く問題ありません。

最後にデータ通信についてですが、携帯電話を使用したデータ通信が主流のように思います。固定回線によるインターネット接続サービスなどもありますが、一般家庭での使用はほとんど聞いたことがありません。
また、一部のホテルなどではフリーWi-Fiが使えるところもありますが、飲食店などではまだ使える場所は限られています。

私は、携帯電話のデータ通信/通話を使用する場合はプリペイド方式(事前に支払った分だけ使える)を利用していますが、同僚たちがチャージしているところを数回見たことがあるため、現地の方たちもプリペイド方式を使われているのかもしれません。
ちなみに料金のチャージは自分の携帯から24時間いつでも電子決済で行うことができます。

では、また次回!

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