2019/04/22 Mon
文化
NORIKO学級
アッサラームアライクム!(こんにちは!)
最近のタシケントは雨の日が続いていて、なかなか天気のいい日がありません。
ところで、タシケントの人(特に男性)はあまり傘を差しません。
小降りならまだしも、結構雨が降っている時でも差さずに洋服のフードを被るかそのまま濡れている人が多いです。
どうして傘を差さないのか生徒に聞いたところ、『傘を差すのが面倒だから』『傘がない方がロマンチックだから』と返ってきました。
濡れるのも嫌だけど、傘を差す手間を考えると濡れる方がまだいいとのこと。
ロマンチックだからという回答には思わず笑ってしまいましたが、日本人にはない発想だなと改めて文化の違いを面白く感じました。
前置きが長くなりましたが、今回は先月訪れたリシタンという町にあるNORIKO学級についてご紹介します。
(写真はリシタンへ行った時に利用した列車の駅です。ウズベキスタンの駅はとても立派です。)
NORIKO学級は、無料で日本語を学ぶことのできる日本語学校です。
生徒からお金を取らないというのは、今は亡くなってしまった日本人創設者の方の意向だそうで、ウズベク人の校長先生によるとウズベキスタンでそういった日本語学校はこちらだけだそうです。
先生は基本的に日本からの観光客やボランティアで、校長先生の運営している宿泊施設に泊まる際に払われる宿泊代が学校の運営費になっているそうです。
冬場は観光客も少ないということで、どのように日本語を教えているのか興味があったので実際に授業を見学しに行ってきました。
私が訪れた先月も先生がおらず、日本語がよくわかる生徒が他の生徒たちに授業をしていました。
基本的に先生がいない時は生徒同士で日本語を教え合っているそうです。
生徒は暖かい時期は150人ほどいるそうですが、冬場は寒いので20人ほどに減るそうです。
私も何か授業をして欲しいということで、日本語を使ったゲームを行いました。
次の投稿でリシタンでのことと一緒に訪れたシルクの町マルギランについてご紹介します。
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