2019/03/28 Thu
文化
スマリャク作り体験
アッサラームアライクム!(こんにちは!)
前回の投稿でスマリャクについてご紹介しましたが、日本語専攻の学生が自宅でスマリャクを作るということで招いてもらい見学をしてきました。
今回お邪魔した家庭では小麦と水、そして焦げ防止の石の他に油を入れて煮込むそうです。
夕方5時頃訪れると写真のように既に色は茶色く、ペースト状になっていました。
この日の朝7時から煮込んでいたそうです。
私も中学生以来の三角巾を被り、お手伝いさせてもらいました。
老若男女みんな遅くまで起きて、代わる代わる鍋をかき混ぜます。
そして夜中の1時までかき混ぜ続け、火を止めます。
そのまま鍋に蓋をしてしばらく寝かせておきます。
翌朝7時、蓋を開けて…スマリャクができました!
みんなで表面に浮かぶ油が何の形をしているか考えるそうです。
(写真ではわかりづらいですが、チノールという大きな木の形かりんごの形ということになりました。)
最後にできあがったスマリャクをかき混ぜて完成です。甘みが強く、おいしかったです。
多くの家庭ではスマリャクを作らないので、沢山作って近所の人にも配るそうです。
今回は泊まりでスマリャク作りを体験させてもらいましたが、年に一度という貴重なイベントに参加でき、また、ウズベク人の家族の温かさを改めて感じられたいい経験となりました。
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