2018/11/22 Thu
帰国後
出前講座


先日、母校の下仁田中学校と群馬大学によんでもらい
セネガルについてお話しする時間をもらいました。
自分の中で協力隊活動で何ができたのか
と考えて続けていたので
お話しすることがあるのかなと迷いもありましたが
TVやインターネットではなく
わたしを通して見てきた
ありのままのセネガルを伝えられたらと思いお話しました。
中学校での講座では
実際、自分が中学生のとき聞いたら衝撃的だったろうなと思いました。
「日本は恵まれている」とはよく聞きますが
「本当にそうなのか、途上国に生まれたからかわいそうなのか」
と中学生に向け問いかけてみました。
もちろん正解はない、です。
自分はどう思うのか、考えてみてほしいなあと思ったからです。
中学生たちの心になにか届いていたら嬉しいです。
少なくともわたしは本当に平凡な中学生で
世界といっても先進国を何カ国が知っている程度だったように思います。
まさか10年後自分が講師となりマイクをもって
あのステージの上でお話しすることになるとは思ってもみませんでした。
恥ずかしがり屋で教室で手も挙げられず、
すぐ顔を真っ赤にしてい中学生のわたしが現在のわたしをみたら驚くでしょう。
人生なにが起こるかわかりませんね^^
大学での講座では
主にセネガルの医療についてお話しました。
さすが国際協力に興味がある学生さんたちで
たくさん質問してくれました。
実際、現場でわたしが感じていた矛盾や
問題点までに話が到達して驚きました。
想像力があって、ほんとうにすごいなと素直に思いました。
これから一緒にそのような課題に取り組んでいける仲間になっていくんだろうなあと頼もしく嬉しく感じました。
私自身セネガルでの経験があるからこそ、
日本でギャップに苦しんだり、路頭に迷い悩んだりすることがあります。
でも、ソコンで過ごして感じた2年間を無駄にしたくない。
いま実際に起きている世界での出来事に
目をそらさない生き方がしたいなあと改めて思っています。


世界を知って広い視野をもち、
その分人に優しくなれる、そんな人であれるように生きていこう。
そんな仲間を増やしていこう。
そんなことを思えた出前講座でした。
機会をくださった下仁田中学校と群馬大学に感謝です。
ありがとうございました^^
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