2017/11/22 Wed
活動
ボランティア派遣50周年
今年はモロッコにボランティア派遣が開始されてから50周年のため、9月末に式典と駐モロッコ日本国大使や現地メディアによるボランティア任地訪問が行われました。モロッコには、これまでに合計1131名のボランティア(医療隊員は82名)が派遣されているそうです。
首都での式典には、配属先の同僚も招待されました。これまでのJICAの取り組みや、ボランティアの任期終了後もモロッコの女性の自立支援に関わっている先輩隊員と同僚の方の発表、有志のボランティアによる合唱やソーラン節などが行われました。昼食では、料理隊員さんとその生徒さんが用意して下さったお寿司のコーナーもあり、とても人気でした☆
式典の翌日は、私の任地エルジャディーダへ花谷駐モロッコ日本国大使や現地メディアが訪問して下さいました。
訪問先は私の任地の中心部より車で15-20分ほどの分娩施設付き保健センターです。このセンターでは、4月より母親学級を開始しています。スタッフの助産師さんがとてもやる気があり、彼女の頑張りのおかげで母親学級の運営はとても上手くいっています。
大使の訪問に向け、配属先とセンターが協力して整理整頓や掲示物作成、不足物品の補充などを行っており、普段はゆっくりペースのモロッコですが、この時は物事が早く進み、モロッコ人の頑張りに驚きました!
大使訪問の際に日本語を話せるように、と日本語を教えてと言ってきてくれるスタッフもいました。大使訪問当日、しっかりと日本語で歓迎の言葉、自己紹介をしてくださいました!
大使訪問は30分程度でしたが、その間に母親学級の様子も見てもらうことができ、助産師さんは緊張しながらも素晴らしい母親学級をしてくれました。
センターのスタッフも参加して下さった妊婦さんたちも、みんな笑顔で嬉しそうで、その様子を見ていてとても嬉しかったです^^
モロッコでは、やる気があってもその頑張りを評価される機会がなかなかなくて残念だな…と感じていたので、今回の訪問をきっかけに配属先にセンターのスタッフの頑張りを知ってもらえたことも良かったなと感じています。
また、言葉も文化も違う私を受け入れ、一緒に活動してくれいていることはとてもありがたいことだなと改めて思いました。
訪問の準備等のお礼の気持ちを込めて、後日お寿司を作ってセンターのスタッフのみんなと食べました。モロッコではアジアレストランでお寿司を食べることができますが、値段が高いことや新しい食べ物には慎重なモロッコ人のため、お寿司を初めて食べたというスタッフもいました。
海苔が慣れないようでしたが、喜んでくれ、楽しいひと時を過ごすことができました♪
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