JICA海外協力隊の世界日記

心はいつも晴れ☀ in Uganda

Ugandaの特産品

Mulenbe!(こんにちは)

あけましておめでとうございます。
2018年。新しい1年の始まりですね。ウガンダの首都カンパラでは、新年を祝って様々な場所から花火があがり、夜空を輝かせていました。とはいえ、ウガンダで過ごしていると冬の寒い時期がないせいか、イマイチ新年という気分にはなりません。逆に12月~2月頃が1年で最も暑い時期ということで、Tシャツでクリスマスやお正月を過ごすということに違和感すら覚えます。

ウガンダの学校では12月上旬に3学期が終了し、2ヶ月に及ぶ長期休みに入りました。2ヶ月という長期休みに驚く人も多いと思いますが、さらに驚くことは補習や部活動などのシステムがないことです。全寮制である私の配属先では、学期終了とともにすべての生徒たちが自宅へと帰りました。つまり、生徒たちも先生方も完全なるお休みとなるのです。日本では想像できないことですね。

さて、今回はウガンダの特産品「コーヒー」について紹介します。
「コーヒー」というとブラジルなどの中南米を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ウガンダはアフリカでは有数のコーヒー生産国であり、エチオピアに次いで第2位の生産量を誇ります。また、ウガンダはロブスタ種の発祥地と言われています。そのため、収穫期にはコーヒーが天日干しされている光景をよく見かけます。

先日、農家さんからコーヒー豆をいただく機会があったため、以下のような手順でコーヒーをいただきました。
1.ペンチでコーヒー豆の殻を割る
2.殻の中にある生豆(緑色)を取り出す(写真上)
3.生豆をフライパンで焙煎する
4.焙煎豆をコーヒーミルで粉砕する
5.コーヒーを淹れる

本来は生豆の状態で流通しているそうですが、今回は殻がついた状態のものをいただいたため、一つ一つ手作業で生豆を取り出しました。イメージ的には、銀杏を取り出す作業に似ているように感じました。感想はというと「手間がかかる」ということです。一杯のコーヒーを淹れるために多くの工程が必要なうえ、コーヒーの味や香りは、焙煎や粉砕の状況によって大きく異なります。コーヒーとは贅沢な飲み物で、奥が深いということを感じました。
ウガンダのコーヒーは日本にも輸出されているそうなので、興味がある方はぜひ試してくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Wanyala naabi!(ありがとうございました)

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