JICA海外協力隊の世界日記

ランカカレーは一度に2回味わう

アーユボーワン

初めまして。

26年度2次隊、障害児者支援でスリランカに派遣の竹下綾香と申します。

スリランカは南インド洋に浮かぶ島国です。面積は北海道よりも少し小さく、インド洋の涙、インド洋の真珠とも呼ばれています。

この小さな島国にはなんと6つの文化遺産と2つの自然遺産があります。

歴史あり、自然ありのスリランカ。実は多くの日本人が知らないことですが、スリランカは戦後の日本を助けてくれた国でもあるのです。恥ずかしながら私もスリランカに派遣と決まるまで知りませんでした。

さて、初回は2つのことについて紹介したいと思います。

まず、題名のアーユボーワン ආයුබෝවන්. について。

アーユボーワンとはスリランカの言語の1つであるシンハラ語で、「こんにちは」「初めまして」「さようなら」「長生きしてください」など、様々な意味を持ちます。

現地の方から「アーユボーワンは日本語でなんて言うの?」とよく聞かれますが、一つの言葉では表しきれません。

まさに、スリランカ人のおおらかで信仰深く、優しいところを表した特別な言葉なのです。

次にブログの題名の「スリランカカレーは一度に2回味わう」について。

スリランカの主食は米です。そしてほぼ毎日スリランカカレーを手で食べます。

まずカレーとご飯をこねて、感触や温かさを味わいます。そして口に運び辛さや味を味わいます。

手で食べることによって一度に2回、味わうことができるのです。

これはスリランカに来て、初めて知ったことです。

このように、現地に行って、現地の人と共に生活をすることで実感し、初めて分かることがたくさんあります。

この実際に経験しないと分からなかったことや新たな発見を、私なりの視点で皆さんにお伝えできればという気持ちを込めて、ブログの題名に使わせてもらいました。

このブログでは職種でもある、障害児者支援の活動を中心に、私生活やスリランカの文化なども交えながら執筆していく予定です。

それでは、これからよろしくお願いいたします。

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