JICA海外協力隊の世界日記

ランカカレーは一度に2回味わう

任地と活動先について

アーユボーワン。

今回は任地と活動先について紹介します。

任地は南部州のハンバントタ県、ウィーラケティヤ郡というところです。

南部州とだけあって、とっても暑いです。そして雨期にはとっっても雨が降ります。

この地域は湖も森もあり、野良犬、猫はもちろん、リス、牛、水牛、でっかいコウモリ、オオトカゲ、クジャクなどの様々な動物が自然にいたり道路を渡っていたりします。

私はそんな自然と動物溢れる地域にある、Arunella特別支援学校で活動をしています。

この学校は現在、25名の生徒(7歳から21歳)が一つの教室で勉強しています。

学校に在籍する教員は3人、私含め4人です。(しかし現在1人産休中。)

スリランカでは特別支援が必要とされる生徒5人に対し1人の教師がつくことになっています。(ちなみに日本では3人に1人です。)

生徒は毎日全員が来るわけではありません。しかし、圧倒的に足りない日があります。

この教員不足の中でいかに工夫をして学校を盛り上げていけるかが課題となっています。

活動内容としては大きく、①学校活動の基礎づくり、②生徒が伸びる授業づくり、③教員の指導力向上、④分かりやすい個別到達度の図表づくり、⑤通常学校や地域との交流のきっかけづくりなどがあります。

赴任した当初は言葉の壁にぶつかりながら、とにかく情報収集に努めました。

そこから現状や課題を現地の社会福祉関係者や教員たちと共に整理し、活動計画をたて、月に一回情報を共有しながら活動を進めています。

文章にまとめてしまうと、なんともスムーズになってしまいますが、実際は試行錯誤の連続です。

他の隊員達にも共通していると思いますが、今自分が行っている支援も正しいのかどうか、迷い、悩みながらの日々です。

それでも子どもは世界共通で可愛いですね。

子ども達の成長を直に見られるから、明日も学校行くか!って思えます。

では、具体的に活動ではどんなことをしているのか、

は次回執筆をしたいと思います。

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