2019/02/19 Tue
文化
ほぼ日チェブジェン


セネガルの国民食、チェブジェン。
チェブ=米、ジェン=魚 なので、「魚ご飯」です。
セネガル人が愛してやまないこの料理は、
魚と野菜を煮て、その煮汁と油でご飯を炊いて作られます。
味付けは、塩、コショウ、唐辛子、固形調味料などです。
コショウ多めで、唐辛子も入るので全体的に辛いのですが、
米と魚の組み合わせは日本人の舌にもよく合います。
そして、米を炊いた時の「おこげ」も添えられるのが、うれしい。
焼きおにぎりのような香ばしさで、懐かしささえ覚えます。


チェブジェンは赤(写真1枚目)と白(写真2枚目)があります。
具は同じですが、白は、葉野菜の酸っぱめのソースが添えられています。
セネガルでは、よく食事を誘われます。
前もって招待、ではなく、
「食べていって!」とその場で言われる感じです。
道を歩いていて、目が合った知らない人から言われることも。
私は、お昼は同僚や近所のお宅でごちそうになっています。
そして、かなりの割合で出会うメニューがこのチェブジェン!
いろいろなお宅に行くので、味付けの違いを楽しみながら食べています。
毎日、大家さんの家で食べているという隊員に聞いてみても、
やはりチェブジェン率は高いようで、連続することもあるようです。
毎日食べてもおいしいチェブジェン。
屋台や食堂にはもちろん、必ずおいてあります。
そして、こぎれいなレストランにも。
普段は大勢で囲んで食べるため、
大皿にいっぱいのご飯と、中央にゴロゴロと置かれている具。
レストランだと、こんな盛り付けになります。
おしゃれチェブジェン。


明日もまたきっと、どこかのお宅のチェブジェンをいただきます。
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