2019/03/01 Fri
文化
セントルシアの独立記念日
2月22日はセントルシア40回目の独立記念日でした。
フランスとイギリスに7回ずつ占領された過去をもつセントルシア。
セントルシアの人たちは,日本人の自分には分からない,自国愛や独立に対する誇りをもっているのだと思います。
独立記念日前夜から,カストリーズでは野外ライブイベントや式典,花火などが行われ,首都は今までにない盛り上がりを見せていました。
記念日当日には,警察音楽隊を先頭にパレードが行われました。
![](https://world-diary.jica.go.jp/tamuranaoya/InkedDSC_0144_LI.jpg)
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この週は地区でも多くのイベントが行われました。
独立記念ウォーキングには子どもたち,先生たち200人以上が参加しました。
炎天下の中,約2時間歩きました。
セントルシアでは肥満が社会問題になっているので,ウォーキングイベントが多いです。
ただ,みんな道路に広がって歩くので車は大渋滞です・・。
職業柄,「2列で!」と言いたくなります。
地区内の全小中学校が参加する教会イベントがあり,ダンスや歌,劇などが披露されました。
多くの人たちがナショナルカラーの水・黄・白・黒の衣装を着ていました。ここにもセントルシア愛を感じます。
日本は建国記念日を盛大に祝う習慣がないので,セントルシアの独立記念日は自分にとって貴重な経験でした。
今回はセントルシアの人たちに,「自分の国を思うことの大切さ」を教えられました。
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