JICA海外協力隊の世界日記

エジプトは今日も晴れ!

【54】なわとび奮闘記 ーエピローグー

アッサラーム アライクム!

幼稚園で続けたなわとびの話。
今回が、本当に本当に、最後です。

1人の幼稚園の先生「やりたいから教えて!」と言ってきたのをきっかけに始まったなわとびの活動。
約1年半の間、なんだかんだで続けてきました。

「なわとび、本当に興味ある?」「やる意味ある?」「なんで私がやらなあかんのよ・・・」
と思ってしまったこともあったけど、今となってはきっかけをくれた先生に本当に感謝です。

なわとびがあったから、幼稚園の先生や子どもと関わる機会ができて、学校に行きたくない時も「なわとびを教える日だから行かなきゃ!」と思うことができて、自分がいる意味を少しでも見出せました。

考えるよりも動くこと、人に頼ること、長い目で見ること、能力を決めつけないこと。
たった1つの活動だったけど、たくさんのことに気付かせてもらいました。

なわとびの時間を楽しみにしてくれていた子ども達に謝!
あんなに嬉しそうにとんでくれて、「ハルカ、見てて!」と披露してくれたら、こちらも頑張るしかなかった!

そして何より、協力してくれた先生達に感謝!
続けてこれたのは、先生達が続かせてくれたから。心強かった!

私が帰国した後も、活動が続くように・・・!
というのは、この2年間全ての活動に対して意識してはいました。

なわとび、これからもずっと続いてほしいな。
そう思っていたので、できるだけマンパワーになってしまわないように、先生達の力で進めていけるように気を付けていたつもりです。

ただ、私が帰ってからのことは、彼らに任せるしかありません。

「ハルカが帰ったから、もうなわとびをしなくて済む。やれやれ・・・」
そう思う先生も、もしかしたらいるかもしれない。
悲しいけど、それはそれで仕方がないよね、と思っていました。

「ハルカがいなくなっても、自分達でなわとびを続けるから!」と言ってくれたけど、期待はしないでおこう・・・!
まさしく、インシェアッラー(アラビア語で、神のみぞ知る。私なりの意訳は、そうなるといいね。)状態。

それが・・・なんと!!
帰国から3ヶ月が経ったある日、ハスナーからメッセージが届きました。

なんだろう?と思って見てみると・・・!
たくさんの動画が送られてきていて、そこには子ども達がなわとびを披露している姿が!

壁には「EJS QUESNA JUMP ROPE Kindergarden」の文字。
左右には椅子が並べられていて、先生やお家の人が座っています。
どうやら、発表会のような感じで、幼稚園の子ども達がなわとびをしている様子が映っていました。

BGMには、幼稚園でのあらゆる活動でよく使われていた音楽が、BGMとは思えないほどの音量でかけられていました。
その音楽も、その音量も懐かしい・・・!

画面の中央には、ムハンマドハスナーアマーニー(ハスナーと一緒に年長組の担任をしていて、なわとびにも本当に協力してくれた!)が声を掛けたりなわを回したりする姿がありました。

1人でとぶ前とび、なわの横に立ってスタートする大なわ、そして八の字とび
さらには、最後に遊び半分で教えた2人とび
子ども達は、周りからの手拍子や声援を受けながら、一生懸命にとんでいました。

私の帰国後も、なわとびを続けてくれていたことが嬉しい。
子ども達が、とても上手にとべるようになったことが嬉しい。
そして、その動画をハルカに送ろうと思ってくれたことが嬉しい。

私がなわとびに奮闘した1年半が、ぐっと詰め込まれたような動画に、ただただ感激でした。

続けてよかったな。
始めた頃は、こんな嬉しい結末が待っているなんて思ってもみなかったな。

思いがけずハッピーエンドになったことに、私が一番驚いていますが、なわとび奮闘記これにて完結です!!

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