2024/01/09 Tue
文化
#005 ケレタロ旧市街
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まず初めに、令和6年能登半島地震で被災された多くの方にお見舞いを申し上げるとともに、現地で救助活動や復興支援に携わっていらっしゃる方に心から感謝いたします。
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(以下、世界日記本文)
派遣先のあるケレタロ市の旧市街地は、「ケレタロの歴史史跡地区」としてユネスコにより世界文化遺産に指定されています。
当初1995年に指定の対象となったのは、「1750~1760年代に、中央メキシコの山岳地帯シエラ・ゴルダ地区にできた5つのフランシスコ修道会伝道施設」(ユネスコの公式ページより)でしたが、その後周辺の施設が追加され、東西に約2キロ、南北に約1キロの旧市街地とその東にある水道橋や周辺の歴史的建造物も含まれることになりました。
旧市街地は、東西・南北に走る道路で碁盤の目に区画されています。長方形の区画は、辺の長さが80~200m。道路は石畳です。現在、旧市街の全ての道路で車両一方通行となっています。
旧市街のほぼ中央に位置するのが、セネア公園とその東にあるサン・フランシスコ聖堂です。
旧市街の南端にサンタ・ロサ・デ・ビルボ教会があります。
旧市街の東端にはサンタ・クルツ修道院があり、その近くから北東方向に水道橋が伸びています。現在は水道橋としては機能していませんが、総延長1280m、74のアーチ、平均高28.5mの橋がほぼ原形をとどめています。
旧市街域にはいくつもの寺院や公園があり、たくさんの彫像や噴水、また美術館や博物館など見どころがたくさんあります。
ネプチューンの噴水とその背後にサンタ・クララ教会。
国内外から訪れる観光客も多く土産物屋やホテルが沢山あります。
市街地では矩形の区画の道路に面した場所には商店や個人宅が並びますが、矩形区画の内側はどこもかなり広く、この部分に駐車場やホテルがあります。間口の狭いホテルに意外な奥行きがあったり、思ってもいないような場所に広いアリーナがあり驚かされます。
これがアリーナの入り口。受付や窓口の類は一切ありません。扉の上に地元のプロ・バスケットボールチームの名前が表示されているだけ。
狭い通路を抜けると受付があり、
その先にアリーナ。びっくり!
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日本と同様にメキシコも地震の多発する地域であり、昨年9月にはマグニチュード7.6を記録した他に、軽微な揺れはしばしば報告されています。普段からの備えについて再考したいと思います。
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