JICA海外協力隊の世界日記

作業療法士のペルー奮闘記

本場のXmas?

ペルーの夏がやってきました。

といっても、昨年と比較するとまだまだ。日本の春のような感じです。

12月は今年最後の最大イベント、「クリスマス」が待っていました。

日本に居たら感じられない、夏のクリスマスです。

ペルーの国民の9割がカトリック教徒。 イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスはとても大切なイベントです。 12月に入ると、町中でクリスマスツリーや店頭の飾り付けが始まります。 もちろん、家、職場でも同様に始まりました。

職場では、各部門でデコレーションを行い、コンテストが行われます! そのため、12月前半はデコレーションにかなりの時間を費やします。本気です!!

実習生も借り出されて、装飾の手伝いです(笑)

デコレーションに欠かせないのは、「ナシミエント」と言われる、クリスマスに飾るキリストの降誕の場面を模した飾りです。

聖母マリアとその夫聖ヨセフ、その中心に幼子イエスが置かれています。 多くは、ベツレヘムの星に導かれてその誕生を祝福するためにやってきた、東方の三賢者が寄り添っています。 大抵の場合、この幼子イエスの人形は12月25日の午前零時を回ってから、中心に置かれます。

今年のコンテストの結果は、、、

わたしの部門は2位でした!昨年は優勝でした。

わたしは、折り紙サンタで、デコレーションに参加☆

患者さんにも好評で、リハビリの一環として一緒に作成したりしました。

日本では、クリスマスが過ぎるとすぐに片付けてしまいますが、ペルーでは年明けの1月6日の公現祭が終わるまでの間、飾られています。 いろんな人に、「日本はクリスマス、何をするの?」と聞かれます。

基本的には、日本人の多くは仏教でクリスマスは祝わない…はずなのですが、 今は、ペルーよりも綺麗で大きなクリスマスツリーがあったり、子供にはプレゼントがあったりと宗教関係なくお祝いしていますよね。

いつも回答に困りますが、すでにクリスマスは世界共通のイベントになっている、と言うと大抵の人は笑って納得してくれます笑。

次なるイベントはお正月。

ペルーではどんなお正月を迎えているのでしょうか? 昨年の様子も交えて伝えられたらと思います。

来年も笑顔でいっぱいの一年になりますように。

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