JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

活動紹介

今回は自分の活動内容をご紹介したいと思います。

自分の活動内容は大まかに言うと以下の3点、

①県内における陸上競技の普及・振興活動

②選手に対して競技力向上のための指導

③競技会に向けて、選手や試合へのマネージメント です。

①の普及活動は写真のように、学校へお願いして出張授業という形で行います。

ラオスでは日本のように体系化された体育教育はされていません。

部活動もなく、スポーツを教える教員がいない学校もたくさんあります。

そんな中、まずは陸上競技というよりも走る楽しさ、体を動かす楽しさを伝えて回っています。

こうした普及活動で興味をもってくれた生徒たちを競技場に呼んで、本格的に②実技指導することになります。

今では継続的に練習している県代表選手と新しく来るようになった生徒と2つのグループを指導しています。

写真は練習後、生徒達が練習ノートを書いている様子です。

毎回練習後に練習内容とタイム、そして練習の感想を書かせています。

写真を見てお気づきだと思うんですが、実は自分の任地には立派な陸上競技場があります。以前ここで国体が開催された時に建設されたもので、本格的な陸上競技の練習ができるんです!

ここに来るまでは競技場で練習できるとは思っていなかったので、最初は驚いたことを覚えています。

そして現在一番力を入れている活動が、③大会に向けてのマネージメントです。

実はもうすぐ、三年に一回のラオス国体が開かれます。

陸上競技もあるので、我がサワンナケートの選手も出場します。

国体はラオス国内の大会でも一番大きく重要な大会であるため、国を挙げて盛大に開催されるんです!

どこの県も力を入れて選手を強化してきますが、もちろんサワンナケートも非常に力を入れています。

自分も県代表陸上競技チームの短距離コーチとして、前々から準備をしてきました。

この国体に関しては色々と書きたいことがあるので、また次回以降詳しくお伝えできればと思います。

いかがでしょうか。

へー、ラオスで陸上競技ってこんな風に活動しているんだ。

と、少しでも自分の活動を知っていただければ幸いです。

では、今回はこの辺で。

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