JICA海外協力隊の世界日記

カリビアン的生活

ドミニカ共和国より


ドミニカ共和国からこんにちは。


これから約1年半このブログにてお付き合いをさせていただきます寺田芙美です。


昨年の10月にこの国に到着して、かれこれ8ヶ月。ああ早いなあ。もう8ヶ月…


ドミニカ共和国について、自分の活動について紹介していきます。



ドミニカ共和国はカリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の東側に位置する共和制国家。西側がハイチです。嬉しいのはとにかく海が綺麗なこと。


自分の任地であるラロマーナ周辺には3つの有名(地元で)ビーチがありまして、休みの日はそのどれかひとつへ出かけける事が最近の楽しみです。



いえいえいえ、遊んでいるばかりではないですよ。


この国の問題のひとつにエイズ問題があります。綺麗なビーチのあるところには欧米人観光客が多く、観光客の多い場所には売春を仕事とする人も多くなる。


ドミニカ共和国のエイズ人口を見ると、やはりエイズ人口はビーチ付近に多い傾向にあります。


そしてそれが広まり、売春している訳ではない一般の人も多く感染しているのが現状です。


特に売春を生活の糧とする貧困層、学校へ通えない一般の教育を受けられない(エイズに関する知識がない)貧困層は感染リスクが更に高くなりますね。


私の配属先はクリニカデファミリア(家族の病院)というNGOの運営する病院です。ドミニカ共和国の貧しい人たちを対象とした病院で診察や検査、薬など他に比べると安価で受けられるのが特長です。


1980年代初頭この国にエイズが広がり始めた頃、アメリカの小児科医であったニコラスさんがエイズの拡散を防ごうと組織を設立しました。


現在はエイズの検査、診察だけでなく内科、婦人科、精神科、小児科、更には売春婦の為のプログラム等地域住民の健康の向上を目的に運営しています。



さて今更私の仕事内容の紹介ですが、病院のパンフレットや教育教材の作成、ウェブサイトの更新、改善を行っています。仕事は基本パソコンの前で一人で黙々と行っている為、協力隊員感少ないです。やる事多い割に活動、地味。


しかしプログラムの手伝いなどで外の世界に触れる機会もありますので、そんな経験もいづれお話ししましょう。



それでは、また。

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