2023/01/26 Thu
活動
イベントまでの道のり③縫い方を知る。
前回記事の続きです。
自転車をこいで5分、とある村のお土産屋さんに着きました。
今授業の最中に抜けてきたこと、子どもたちの編み方を上手く活かせるマットの縫い方を伝授してほしいこと、帰って子どもたちに教えることなどを告げると、兄ちゃんたちはすごくやる気になってくれてました。
手作業を止めて、必要な材料を家から取ってきてくれて、約1時間。
ものすごく熱心に、子どもたちの編み方が生きる3タイプの縫い方を手取り足取り教えてくれました。
そしてまた熱心な指導の下、私は完璧に3種類のマットの縫い方をマスターしました。
凄く優しい兄ちゃんたち。
お礼に彼らの作品を買いたかったのですが、手持ちのお金が少なかったので近くのショップでビスケットをいくつか買って渡しました。
「ジコモ~(ありがとう)!また何かあったら言ってね~!」
と、やっぱりすごくいい人たち。
そして、よし!と思って急いで学校に戻ると、
あれ。教室閉まってる。
午後はみんなで校庭に出て穴を掘る日だったようで(聞いてない)、みんな穴掘りに出かけるところでしたが(担任は家に帰っちゃったらしい)。
穴掘ってる↓ 明日はモンキーベイ中で木を植える日らしいです。
他の学年の先生も私が技術習得のため出かけていることを知っていたので、5年生を集めて短時間縫い方指導の時間をとってもらいました。
もう5年生に集中力なんてありませんでしたが…。
この作品の完成予定は一週間後です。
今日学んだことの他に、地域の人や親に縫い方を聞いてそれぞれ工夫して仕上げること、という課題なので、みんな各々上手く作れることを願っています。
以上、私が数種類のローカルマットを作れるようになった一日でした。
こんな無計画で破天荒な指導は日本では考えられませんが、それも楽しい日々です。
Zikomo Kwambiri!!
SHARE