JICA海外協力隊の世界日記

モンキーベイでSekererani!

イベントまでの道のり②ドアマットを縫いたい。

前回記事の続きです。

今回はある学校の5年生の作品づくりの様子を紹介をします。

このクラスの先生が選んだトピックは「ドアマット作り」

ムラザという細長い葉(サムネイルの写真)を編んで縫って仕上げるマットです。

私は「縫う」をしたことが無く上手く教えられないものでしたが、担任の先生は

「これなら私にできる!作り方を知っている子も何人かいるから大丈夫!」と自信満々にこのトピックを選んでレッスンプランも入念に立てていました。

その自信に安心しきった私は、この授業にメインティーチャーとしてではなくサポートするだけの立場で参加する予定でいましたが。

木曜日にその学校に行くと、子どもたちの作品は計画通り、編む縫うの「編む」まで仕上がっていました。

工夫して葉っぱを染めてカラフルに仕上げている子も。

なので今日は縫う日

だがしかし。実際に聞いてみると縫い方を知っている子は100人中2人のみ。

先生も編み方は知っているけど縫い方は知らなかったようで。(あれ。笑

その二人にみんなの前で縫ってもらいましたが、100人には全然しっかり見えず伝わらず。

葉っぱの編み方も人それぞれで、三つ編みにしている人もいれば四つ編み、もっと太く編んでいる人など様々。

せっかく綺麗に編んだ葉っぱを生かす縫い方がしたいね。と言う話になり、先生と試行錯誤してみましたがうまくいかず。

そこで思いついたのは地域のお土産屋さん

この小学校からそう遠くない場所に、手工芸作品を作っている人たちがいます。

ムラザで作った素敵な作品もそこにはたくさん。

何度か行ったことがあり知り合いだったので、彼らに頼もう!という案です。

本来なら学校に呼んで教えてもらうのがよいのですが、時間とお金の関係、あと急すぎるので、

「私今からあのショップに行って縫い方学んでくるわ!」と急遽授業を抜けて自転車でお土産屋さんへ。

私がお昼のうちにマットの縫い方を彼らから学び、その日の午後の授業で学んできた縫い方を教えることになりました。

つづく。

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