2023/02/15 Wed
活動
イベントまでの道のり⑤ローカルポット
こんにちは!
ここは「ベイ」。しかも「雨季」ですが、なぜか水不足に悩まされているモンキーベイです。
蛇口から出る水に出会えるのは週に一度ほど。
自転車での学校巡回で足をパンプアップさせた後、井戸で腕を追い込む日々です。
まあまあ疲れますが、私と同じ量の水を運ぶ子ども達や、私の倍の量を運んでいる女性たちを見ると、私もまだまだだなと思えます。
今回は、5年生で行われていたローカルポットづくりの様子を紹介します。
本格的なポット作りが行われていたので面白かったです(^^)
マラウイの学校に粘土は無いため、粘土工作は、粘土用の土(モンキーベイでは蟻塚)を用いて工作をします。
➀まずは土と水を混ぜて、ポットの形を作ります。
ここまでは以前何かの記事で紹介したのと同じです。
②そして、今回の授業では色付けも。
色付けに使うのは、レンガです。
レンガを削り、水と混ぜて乾かした粘土に塗っていきます。
休み時間にレンガ削り中↓
コロワという、食用の葉っぱをこすりつけて、緑色に色付けするグループもありました。
炭でも色を付けることがあるらしいのですが、現在炭の値段が少し高いことから、
「みんなが授業に参加するには、炭よりも、誰もがゲットできるレンガにしないといけない!」
と、担任の先生。
これまで「みんなが参加できる材料を!」と伝え続けてきたので、先生からその言葉を聞いたときは嬉しかったです。
そして完成したポットがこちら。
口の狭いポットは、電気がなく、冷蔵庫のない地域で、水を溜めておくために使われるそうです。
このポットに1日水を入れておくと、冷蔵庫で冷やしたように冷たくなるんだよ!と先生が教えてくれました。
口の広いポットは、シマやおかずを作る鍋として使われるそうです。
以上、本格的なポットづくりでした。
いよいよ、今週の金曜日がイベント当日です。
慌ただしい日々ですが、残りの数日頑張ります!
Zikomo Kwambiri!!
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