JICA海外協力隊の世界日記

モンキーベイでSekererani!

イベントまでの道のり⑤ローカルポット

こんにちは!

ここは「ベイ」。しかも「雨季」ですが、なぜか水不足に悩まされているモンキーベイです。

蛇口から出る水に出会えるのは週に一度ほど。

自転車での学校巡回で足をパンプアップさせた後、井戸で腕を追い込む日々です。

まあまあ疲れますが、私と同じ量の水を運ぶ子ども達や、私の倍の量を運んでいる女性たちを見ると、私もまだまだだなと思えます。

今回は、5年生で行われていたローカルポットづくりの様子を紹介します。

本格的なポット作りが行われていたので面白かったです(^^)

マラウイの学校に粘土は無いため、粘土工作は、粘土用の土(モンキーベイでは蟻塚)を用いて工作をします。

➀まずは土と水を混ぜて、ポットの形を作ります。

ここまでは以前何かの記事で紹介したのと同じです。

②そして、今回の授業では色付けも。

色付けに使うのは、レンガです。

レンガを削り、水と混ぜて乾かした粘土に塗っていきます。

休み時間にレンガ削り中↓

IMG_2210.jpg

コロワという、食用の葉っぱをこすりつけて、緑色に色付けするグループもありました。

炭でも色を付けることがあるらしいのですが、現在炭の値段が少し高いことから、

「みんなが授業に参加するには、炭よりも、誰もがゲットできるレンガにしないといけない!」

と、担任の先生。

これまで「みんなが参加できる材料を!」と伝え続けてきたので、先生からその言葉を聞いたときは嬉しかったです。

そして完成したポットがこちら。

IMG_2247.jpg

口の狭いポットは、電気がなく、冷蔵庫のない地域で、水を溜めておくために使われるそうです。

このポットに1日水を入れておくと、冷蔵庫で冷やしたように冷たくなるんだよ!と先生が教えてくれました。

口の広いポットは、シマやおかずを作る鍋として使われるそうです。

以上、本格的なポットづくりでした。

いよいよ、今週の金曜日がイベント当日です。

慌ただしい日々ですが、残りの数日頑張ります!

Zikomo Kwambiri!!

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