JICA海外協力隊の世界日記

モンキーベイでSekererani!

食パン。

お久しぶりです!

日本に帰ってきて早くも4か月が経とうとしています。

嬉しいことに、マラウイでの経験を講演する機会なんかもいただき、忙しいながらも充実した日々を送ることができています。

6月末の講演会。80人ほどが話を聞きに来てくださいました。

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そんな今日は最後の投稿、1年半ぶりに日本に帰ってきての感想を紹介します。

①地味

3月、日本の空港、そして駅に降り立って一番初めに驚いたのは人々の服の地味さでした。

行きかう人たちも、駅地下のアパレルショップの店員さんも、みんな黒、白、紺

ド派手な布を巻いて歩くアマイ(ママ)が一人もいません。

マラウイに行く前はおしゃれだと思っていた服屋さんに入っても。…あれ、全然テンションが上がらへん。

ドカラフルなチテンジコーデのアマイたちが恋しい!

ということで、このモノトーンの世界を少しでも彩ろうと、自分がチテンジの服を着て歩くことに。

持って帰ってきた布たちで服作りをはじめ、月に1着ほどのペースでチテンジの服が完成中。

日本風の形の洋服ですが、とてもカラフル。

田舎ではまあまあ目立ちます。

が、大好きなアフリカ布を身に着けているだけで少し明るい気持ちになれるので、周りの目は気にせず着ています。

②食パン

日本に帰ってきて、美味しすぎて驚いた食べ物第一位、食パン。

え。

いや、私も本当は「寿司」とか「ラーメン」とかに一番感動する予定でした。

が、

圧倒的食パン。

なんでやねん。と、

理由を考えてみると

まず、停電中の食事では、今食べているものの味を若干想像しながら食べていました。

この日々の停電のおかげで、視覚がなくても味を想像しながら食べる能力が付いていたみたいです。

そして、この「味を想像する」という能力が、寿司やラーメンで発揮されていたみたいです。

実は、YouTubeでふと流れてきた、誰かがお寿司やラーメンを食べている動画、マラウイで結構見ていたんです。

マラウイのご飯が好き、とはいってもやっぱり日本食は恋しいから、結構見ちゃう。

その度に発揮されていた「味想像力」

のせいで、ものすごい期待をしていたお寿司やラーメンにはとびきり感動することができませんでした。

そこで、ノーマークだったのが食パン。

日本の食パンってすごい。

トーストすると外はカリカリで中はふわふわなんです。

もう、めちゃくちゃびっくりしました。

モンキーベイで、「今日はちょっと柔らかい!ラッキー!」と思って買って食べてたあれは何?と。

日本の朝は米派だったのですが、食パンがすごすぎて帰国後は毎日トーストです。(今でも毎朝感動できています。)

いろんなものを付けて食べるのが好きでしたが、今はシンプルにトースト&マーガリンが一番です。

ということで、感動した食べ物第一位、食パンのお話でした。

七輪で3時間かけて作ったあんこと、自作のアイスと、ふわふわしてない食パンで、「マラウイで小倉トースト!!」って言って喜んで食べていた日々↓

③やっぱり忙しい。

日本人は、やっぱりみんな忙しそうです。

こんなに物に溢れているのに、幸せオーラはあまり溢れていません。

小さなことは気にせず、毎日家族や友達とのんびりゲラゲラ笑っていたマラウイアンを思い出しながら、忙しい中にも幸せを見つけて頑張っていこうと思います(^^)

いちばん好きな言葉は ”Pang’ono Pang’ono”パンゴーノ パンゴーノゆっくり

モットーのように、マラウイアンから毎日聞いていた言葉です。

この心意気が幸せの秘訣かもしれませんね★

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Zikomo Kwambiri!!

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