JICA海外協力隊の世界日記

タイはよかとこっタイ!

<第18回>日本語教室 in 障害児施設

サワディーカップ(こんにちは)!!

本業の活動とは別に・・・

日曜日の暇な時間を使って、障害児施設へ訪問して日本語教室を開催させてもらってます(上の写真)。

本業の活動は土日が休みなのですが、何か土日でできることはないかな?と思って、以前より興味があった障害児施設に、コンケン大学のアッカラニー先生を通じてアポイントをとってもらいました。アッカラニー先生は以前も紹介させていただきました、コンケン大学で教鞭をとっておられる理学療法士の先生です(第11回の記事参照)。先生も私も小児リハビリテーションの経験があったので、2人でコンビを組んで、7月~かれこれ計6回ほど訪問させてていただいています。

この施設には約200人の子どもたちが入所しています(日常生活は全員自立)。参加してくれる子どもたちは日によって差はありますが、10~20人前後です。もっている障害の程度は様々で、読み書き十分に理解でき、自己紹介ができるくらいまで日本語を習得ることもできる子もいれば、言葉が不自由で何を話しているのかわからない子など、いろんな子たちが来てくれます。

せっかく来てくれるからにはみんなに何か楽しんで帰ってもらいたいと思い、言葉が難しい子たち向けに折り紙教室も同時に開催するようになりました。午前中は日本語を勉強して、午後は折り紙を交えて、日本語を勉強するといった感じでやっています。そもそもタイには折り紙の文化がないので、タイ人の大人も苦戦している様子がよく見受けられます。なので、子どもたちには少しばかり難しかったりしますが、なるべく簡単で分かりやすい可愛い折り紙を選んで、作っています。

下の写真はみんなで兜を作った時の写真です。

作った兜をかぶって写真撮影。みんなとても喜んでくれました。

下の写真はカエルを作っています。

みんな真剣に取り組んでくれているでしょう???

できないところは友達と手伝いあって、みんな無事に完成することができました。

この活動は誰に要請されたわけでもなく、私がしたくてしている活動です。これが何につながる活動なのか、目的は何なのか、明確に答えることはできません。ただ、少しでも子どもたちの刺激になれば、少しでも子どもたちの未来を広げるきっかけになればと思って活動しています。

最近では、コンケンにいる日本人やたくさんのタイ人の方が一緒に来て教えてくれるようになったりして、仲間の輪も広がっています。

私が訪問すると、子どもたちがいつも「ジョージ先生」と笑顔で迎えてくれて、ありがたいやら嬉しいやら。可愛い子どもたちに囲まれて、癒されて、私の明日からの活力になっています。ありがとう。

今回は以上です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!!

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