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記念すべき30回目です。サワディーカップ。

一大イベントが終わったので、気持ちが熱いうちに書きたいと思います。

このブログでも度々紹介させてもらっていますが、本来の配属先の活動とは別に、昨年7月～月に2回ほど、日曜日の休みを利用して障害児施設のボランティアに行かせていただいています。そのボランティアでの取り組みがきっかけで、一緒にボランティア活動をしてくださっている理学療法士のアッカラニー先生が、タイの障害児に関わる理学療法士向けの研修会を26日ー27日の2日間で開催してくださいました。

理学療法士向けの研修会だったのですが、実際には作業療法士や特別支援教育に関わる先生も多く参加していだいていて、タイの北～南まで、本当にタイ全土から、なんと・・・約80名もの参加者に集まっていただきました。

その研修会で、JICAボランティアの仲間とともに日本の理学療法、作業療法、特別支援教育の現状やタイに紹介したい内容について、それぞれ役割分担をして話をする機会をいただきまして、私は日本の障害児の理学療法について約1時間弱プレゼンテーションをさせていただきました。ほとんどが理学療法士だったので、同じフィールドで働く者として、私なんかが説明して大丈夫かな？ととてもプレッシャーはありましたが、日本の障害児の療育に関して、みんなで協力してタイの方たちに伝えることがができて、とてもありがたい・嬉しい機会となりました。

参加者の皆さんが私のつたないタイ語を一生懸命に聞いてくれて、理解しようとしてくださっていて、温かい気持ちになると同時に、少しはタイの障害児やその療育に関わるスタッフの皆さんのためになる活動ができたかなぁと満たされた気持ちになりました。

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この研修会はアッカラニー先生がタイの障害児をサポートするためにたくさんのネットワーク・仲間をつくりたい！チームで障害児の療育をサポートしていきたい！そして、私たちJICAボランティアを応援したい！といったたくさんの思いがあって開催が決定しました。そして、先生を慕う、たくさんの方のいろんなサポートと、障害児施設のスタッフの皆さんの全面的な協力があって、とても有意義な研修会となりました。

また、韓国からも大学教授（理学療法士）が来て講義をしてくださったり、韓国の学生さんたちも一緒に来てくださっていて、夕方の懇親会では各国の民族衣装を着て写真撮影会をしたり、たこ焼きやチヂミを作ったりてみんなで食べたりと、日タイ韓の文化交流会をしながらとても楽しい会となりました。

そして、先生の熱い思いが伝わったのか、参加者の方から自身の勤める障害児のセンターにて、施設のスタッフ向けにこのような研修会を開いてほしいとの声をかけていただきました。構想段階なので、まだ開催に至るかは分かりませんが、アッカラニー先生の障害児のためのサポートネットワークを広げたいとの思いが、形になりそうで、これもまた嬉しく思っています。

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貴重な機会を与えてくださったアッカラニー先生をはじめ、障害児施設の先生方、様々な準備をしてくださった皆様に感謝しています。こうして、タイの皆様とJICAボランティアの仲間たちに支えられて、たくさんのいろんな経験をさせていだいていることを本当に嬉しく思っています。

はじめは土日の暇な時間に障害児施設の食事作りのお手伝いや掃除などの手伝いをしに行こうと思って、先生にこの施設を紹介していただきました。その日から約8か月たった今、まさかこんな大きな研修会が開催されて、そこで普段は全く別のところで活動しているJICAの仲間たちと一緒に、タイの為に活動ができることになるとは思ってもいませんでした。何がどんな結果につながるかなんて分からないもので、とりあえず後悔ないようにやりたいことをやってみることも大事だなぁと私自身の励みにもなり、縁が縁をつなぎ、本当にたくさんの人に支えていていただいているのだということを改めて感じることができた経験でした。これからも人とのつながりを大事に、残りの4ヵ月を頑張いきたいなと思っています。

最後の写真は私たちJICAボランティアがプレゼントをもらっている写真です。いつも私たちのアクティビティーにきてくれている子どもたちです。この絵はJICAボランティア仲間が「福笑い」の活動をしてくれたときにみんなで作った福笑いセットです。こんな形で私たちのもとに返ってきて、とっても嬉しかったです。いつも私たちに元気をくれる子どもたちに、今回もまた嬉しいプレゼントをいただいて、本当に感謝感謝です。

長い記事を最後まで読んでいただいてありがとうございました！！コーップクンカップ。