JICA海外協力隊の世界日記

Nzou! Zim毎月号

ショナ語と日本語って?

Makadii (こんにちは)
第10投稿目。

ジンバブエで一番多くの人が使っている言語が
「ショナ語」。
ショナ族による言語です。
次に使われている言語は「ンデベレ語」。
ンデベレ民族によるものです。
(もちろん他にもたっくさんの言語があります。)

これでしりとりしても回避できますね!
なんて冗談はさておき

ンデベレ語は日本人にはとても難しい言語です。
理由は、クリック音や舌を巻く音が多すぎるから。
少なくとも私には発音できません...
ショナ族の人々でさえ、ンデベレは難しいという程。
それぞれの民族の歴史の違いが垣間見れます。

ショナ語は難しくなく日本語のような感覚です。
日本語で「N(ん)」で始まる単語を日常口にすることは少ないと思いますが
ショナ語は、言葉の最初に「N」がつくことが多く
最初からNがつくその音が日本人には難しいくらいでしょうか。

「サクラ」は日本語で「桜」を連想させますが、ショナ語では「農耕」
「ソラ」は日本語で「空」、ショナ語では「草」
「フク」は日本語で「服」、ショナ語では「鶏」
「クルマ」は日本語で「車」、ショナ語では「噛む」
「セカイ」は日本語で「世界」、ショナ語では「笑顔」
「タナカ」は日本語で「田中(苗字)」、ショナ語では「幸福を」という意味で
女性の下の名前に使われることが多いです。

「ゾウ」はショナ語も日本語も同じ意味で「象」。

これは一部に過ぎませんが、
こんな感じで同じ単語、違う意味の言葉がたくさんあり
とっても覚えやすい言語。
知っていくほどに面白いと感じます。

さてこれを機に皆様もショナマスター?!

Tichaonana (また次回に)

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