JICA海外協力隊の世界日記

Nzou! Zim毎月号

大学環境の使用用途

Makadii (こんにちは)
第11投稿目。

私は今、教育大学で活動しております。
年間通してここで生活していると
学校の使われ方が様々であることが良くわかります。

昨年だと10年に一度の国勢調査の研修先や
国勢調査員にランダムで選ばれた市民が
自身の情報をシステムに登録するために学校へいらしたり。

年末には中高の学校の卒業試験の採点場所として使用。
どれもこれもPC、ネットワーク環境を使いたく
いらっしゃいます。
中高の試験採点なんて、その学校でできないの?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

PCの台数、ネットワーク環境は
教育大学や技術高専、大学が一番整っているそうで
その環境を貸し出すのがジンバブエの文化だそうです。

もちろんICT関係だけではありません。
運動面では少なくとも配属先は
広ーいグラウンド、テニスコート、バスケットボールコート、
バレーボールコート、ネットボールコートがあり充実。
近隣の小学校や、少し遠くからでも
小学校の運動会にこの会場を使いに
たっくさんの小さい子供たちが来ます。

また、サッカーボールの指導者育成場所としても
土日にいろんな人がいらしたり
コロナ前は今以上にもっと全面的に貸し出しが行われていたそうです。

去年の地方選挙や今年の大統領選挙においても
投票場所であることや
Oレベル(小学卒業レベル)の試験で落とした教科がある人は
配属先の教育大学で再授業が行われているそうです。

もちろん、タダではなく
貸し出す団体によってはお金を頂いて
それを学校の運営費にしたりしているそうです。

学校にはたまに救急車やパトカーが何台も止まっており
これは事件等があったのではなく
「国立」の場所のため、救急車やパトカーが
学内に停めることも自由なんだそう。
年間通して過ごしてみると、知ることがたくさんです。

Tichaonana (また次回に)

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