JICA海外協力隊の世界日記

Nzou! Zim毎月号

知らない国に協力隊員として受かったらどうしますか?

Makadii (こんにちは)
第19投稿目。

ジンバブエ共和国と聞いて何を最初に思い浮かべますか。
ヴィクトリアフォールズ?
ムガベ大統領?
ハイパーインフレ?

少なくとも私が、ジンバブエへ赴任すると
周囲に伝えたときの反応の多くは
「どこそれ」
「ハイパーインフレのとこね」
「そんなところ何があるの」
「虫食べるんでしょ」
でした。
確かにハイパーインフレも虫も間違いではありません。

でも少なくとも私の周りの多くの人が足を運んだことがありません。
私は「百聞は一見に如かず」ということわざを
信じていますし、人生30年弱ではありますが、経験してきて
実際にそうだなと感じています。
ジンバブエに限らず、
是非世界に飛び込んでほしいなと思っています。
それは私がジンバブエ共和国での
2年間以上の生活、活動を楽しんでいるから、でもありますが。

私も初め、ジンバブエ共和国、をよく知りませんでした。
渡航前にはもちろん色々調べましたが、
はじめは知らなさすぎて、なんのイメージもありませんでした。
断水や停電を聞いて、「え、大変、不安」ともちろん思いました。
実際に2年間以上生活してみて
ジンバブエ共和国ってどんな国でしたか、と
もし聞かれるならば

人が優しい、
助け合い、シェア文化、
過ごしやすい気候、
自然が美しい、
自然と笑顔になれる場所、
現地語(ショナ)難しくなかった!

と私は答えます。
もちろん、断水、停電、インフレもあります。
でも断水や停電があっても動じなくなりました。住めば都。
慣れれば何も思わなくなりました。
インフレも通貨の使い方さえ慣れれば、
今のところ特に問題はありません。
ジンバブエで虫も食べますが、
日本もイナゴの佃煮やハチノコなど意外と虫を食べています。

渡航前は周囲から少なくとも好印象な話は聞かなかったですが
私はジンバブエに赴任して
素敵な印象が先行します。

知らない国だからと恐れずに、
周囲がどう思っているかが、
必ずしも自分が感じることではない、ということを念頭に
是非知らない世界にトライしてほしいなと思います。

もちろん私が感じていることが
必ずしも読者である方々の思いに比例するとは思っていません。
あくまで私の意見です。

Tichaonana (また次回に)

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