JICA海外協力隊の世界日記

とよた先生のナミビアDays

#3 卒業おめでとう!ナミビアの卒業式・パーティ

Matisa! ナミビアの小学校で算数教育に携わっているとよたです。

今日は、先日行われた卒業パーティについて書きたいと思います。

前回の日記でもお伝えしましたが、ナミビアの小学校には0〜7年生の子たちが通います。

0年生は、日本でいう年長さん。7年生は日本でいう中学1年生。

一応0年生と1年生の区切りはあるようで、0年生が終わると、小さな卒業セレモニーが行われました。保護者もたくさん見に来ていました。

子どもたちが練習した歌を歌ったり、卒業証書のようなカードを一人ひとり担任から受け取り写真を撮ったりしました。

卒業証書の授与の後は、自分の親からプレゼントの入った紙袋をもらうしきたりがあるようでした。

12月の卒業式だからか、先生たちはサンタの帽子をかぶっており、子どもたちはクリスマスソングを歌っていました。

子どもたちのアカデミックガウン姿がとても可愛らしかったです。

続いては7年生です。7年生は大体の子が中学へ行きますが、最後の試験の結果によっては留年もあります。

それもあってか、日本のように卒業証書の授与や呼びかけ、歌、お祝いの言葉などがあるようにきちんとした式はありませんでした。

保護者は招かず、先生と子どもたちが、ただただ楽しんで最後の思い出を作るというようなイベントという印象でした。

学校からは離れたゲストハウスの一式を借り、プールで遊んだり軽食を食べたりしました。

好きな曲が流れると、プールから上がって歌ったり踊ったり、とても楽しい時間を過ごしていました。

7年間通い、頑張った子どもたちに、もっとお祝いしてあげたらいいのにな。日本と全然違うな。と思う気持ちもありましたが、留年制度や文化の違いなどいろいろあるので、仕方ないですね。

何より先生も子どもたちも楽しそうだったので、これでよかったのかなと思います。

とにかく卒業は、めでたいことには変わりないですね。

0年生も7年生も、卒業おめでとう!0年生の子たちは、来年度算数の学習で、少しは関わるかもしれません。

8年生でも頑張ってね!とめでたく中学校に送り出す予定が、、、

ほとんどの子たちと来年も会うことになりそうです。(中学1年生として小学校で授業を受けるそうです。)

8・9・10年生の留年が多すぎるそうで、中学校側が受け入れられないとのこと。

日本ではあり得ない展開に、びっくりです。

ではまた!

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